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江里ブログ 2012年1月~6月の記事一覧

2012年

6月

29日

free light chainの勉強会にいってきました。

 昨年保険導入された多発性骨髄腫などの診断に用いられるfree light chainの勉強会に行ってきました。主催はヤンセンファーマ、講師の先生は札幌医大の石田禎夫先生でした。

治療効果の微量な判定やアミロイドーシスの診断などに用いると思っていましたが、初診時にまずとっておいたほうがよいこと(一部のタイプでは最初からでないこともある)、その後グロブリンが低下してきて正常に近づいてきたらグロブリンとあわせて測定すること、light chain escapeの話も面白く聞かせていただきました。使用してみないと感覚は掴めないものです。
 明日からの診療にさっそく利用出来そうなお話で参考になりました。

2012年

6月

27日

6月のローテーター

6月の血液内科チーム
6月の血液内科チーム

 病棟業務は研修医の協力なしではやっていけません。
今は国の方針で入院期間(在院日数)を短くすることが求められており、また出来るだけ外来で検査や化学療法をすることが勧められているため、上級医は外来負担が以前にもまして大変になっています。 しかし病棟での仕事も安全・患者説明・指導などをよりしっかりと行うことが求められているため、一人の医師が全てをこなすのは困難です。

 当院では・・・・

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2012年

6月

23日

治せる医師、治せない医師 

  治せる医師、治せない医師
  治せる医師、治せない医師

7・8年ぶりに再度手に取り直して読んでいる本です。1998年初版で築地書館から出版されたものです。著者はバーナード・ラウン氏。彼は著明な心臓専門の医師で、ジギタリスとカリウムの研究をされたり直流除細動器を開発された方ですが、80歳近くまで現役で臨床をされていました。今も生きていらしたら91歳になられる方の、到達した医療に対する洞察が深い言葉で述べられています。『研究という科学』と『医療というアート』の両面を重視してきた人だから言える、こちらも納得できる文章がそこには書かれています。医師とはどうあるべきか、どうしたら人を治してあげらるのか。我々が忘れていた、医師になる前の気持ちを思い出させてくれます。研修医の皆さんにも勧めたい本です。

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2012年

6月

17日

湘南鎌倉総合病院 後期研修説明会

後期研修説明会
後期研修説明会

 本日当院後期研修医説明会が開催されました。総合内科、脳卒中、肝胆膵、血液、腎臓、神経各科が研修内容、各科の特徴を発表しました。こんな場はこれまでありませんでした。今日は参加していませんが、当院には糖尿病、呼吸器、消化器もあります。本当にここ1-2年でスタッフが急に充実してきました。皆が協力しあえば大学病院に負けない自由な充実した研修プログラムが作れます。互いをひっぱりあうのでなく尊敬しあうこと、若者を大切にし育てる意識をもつこと、切磋琢磨しあい助け合えば、他にはない風通しのよい内科ができていけるのではないかと思います。やはり4-5年前の人がいなくて苦労していた頃を思い出すと、人がいないと出来ないこともあると思います。色々なことができる人が増えるだけで数倍も魅力が増します。病院の歴史をみながら、長年働いている私としては感じているところです。

2012年

6月

16日

梅雨入りしました。

公園のあじさい
公園のあじさい

梅雨入りしました。じとじとして汗ばみ、働きにくい季節です。
また患者さんも足元が悪くてすべりやすくなります。
駐車場が混みます。自転車通勤にとっては辛い季節です。
また食べ物もかびやすくなり、入院した人の持ち込み食べ物も長く残っていないか回診時に目を配ります。

良くないことばかりのようですが、こちらは通勤途中の公園のあじさいです。
雨が降った後でより緑と青が美しい。思わずかばんからカメラを出してパチリ。でもこの自然のデザイン、本当に美しい、かわいいと思います。

 

 

2012年

6月

15日

小児脳死患者からの移植医療

今週行われた小児脳死患者からの臓器移植。
私も自分ながらに重く受け止め考えてみましたがどちらがいいのか答えがでません。
自分が親ならどうするのか。

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2012年

6月

13日

アメリカンチェリー

アメリカンチェリーがおいしい季節となりました。店頭でも濃赤色で果肉の厚い食べごろのチェリーがでまわっています。日本のさくらんぼよりも安くて食べでがあり甘味もあります。今の円高からしてもっと安くてもいいのではと思いますが。アメリカでは露天商が量り売りしていて大袋でも3-4ドルで購入でき、たらふく食べていた記憶があります。
栄養面からいうと、全体的にエネルギーは低く、またカロテン、葉酸、パントテン酸などが含まれています。鉄分も多く、食物繊維も豊富です。鉄欠乏性貧血の人や妊娠女性(便秘、葉酸欠乏となりやすい)にすすめたい食べ物です。ポリフェノール類(アントシアニン、フラボノイドなど)が含まれていることが最近の研究からわかり(この濃い赤がいいのだ!)抗酸化作用も期待されます。季節の食べ物楽しんでみてください。

2012年

6月

10日

ボストン美術館展覧会に行きました。

ボストン美術館展  日本美術の至宝
ボストン美術館展  日本美術の至宝

 久々に美術展に行ってきました。
 6月10日最終日のボストン美術館展 日本美術の至宝 です。
書道をされている患者さんがとても良い展覧会だと勧めてくれたので、ぜひ行きたくなり上野の国立博物館に行ってきました。

すごい混雑でした。

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2012年

6月

09日

NHK MEGAQUAKEII

6/9放映されたNHKスペシャル MEGAQUAKEII 

今年に入り週刊雑誌でやたらと大地震の連鎖と富士山爆発のことを掻き立てていたのを目次だけ見ていましたが、ここまで証拠が出てきているのかと考えさせられる番組でした。

秋田や福島の火口付近では温度が上昇していること、マグニチュード9クラスの大地震が起きたあとは必ず数年以内に火山爆発が起きていること(インドネシア・チリ・アラスカなど)、そのメカニズムを考えて実験的に説明していることなど、説得力がありました。

また・・・

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2012年

6月

09日

庭のあじさいがきれいに咲き始めました。

近所の家の庭にて
近所の家の庭にて

鎌倉周辺の家々ではあじさいが咲き始めました。
バラが終わってこれからあじさいとあやめの季節です。
あおあおとした緑と青、ピンクの組み合わせがなんとも美しいです。
土の酸性度によりピンクになったり、青くなったり。

がくアジサイもかわいいけど、シンプルなブルーの大玉も好きです。

 

 

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2012年

6月

07日

サービスの質

 サービスを提供する業種はたくさんありますが、今週はどうも納得できないことがあったのでここに記したいと思います。

 一つ目は、美容室。私がもう8年も担当してもらっている人が予告もなく突然転勤。8年といったらすごく長い付き合いです。美容師は世の中にたくさんいるけれども、自分の髪質を知ってもらって安心して任せられる人に会うのはなかなか難しいです。せめて連絡くらい・・・。私はその美容室のスタッフの態度などを見てきて信用していただけに、とても残念でした。他にも顧客をもっていただろうに、きっと同じことを思った人はいたはずです。いやいや、髪の毛を切る事ごときでそんなに怒らなくても・・・・と言うのがおおかたの意見でしょうか。

もう一つは・・・

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2012年

6月

05日

また新しい研修医がローテーションしてきました。

ノミニケーション中
ノミニケーション中

また新しい研修医のみなさんがまわってきてくれました。

彼らなしでは病棟はまわりません。また私では拾い上げられない情報を彼らが汲み取ってくれます。

わたしがリニューアル出来ていない新しい知識を教えてもらったり、自分が偏りすぎているところがないか、考えを修正するのに意見を求めたりします。

彼らの感想はまだ研修医ブログで。

2012年

6月

03日

5感を使った診察

 5感を使った診療を・・・と常々研修医には伝えています。

我々の朝の回診はゆっくりとはいきません。短い時間の中でいかに情報をえるか。
ターミネーターが頭から足まで数秒でサーチするように、まずは目からの情報をフル活用。

顔を見ていつもと比べて表情が曇っているか、貧血や黄疸は、口腔内は出血していないか、かびははえていないか、腕を触って点滴のラインを観察、と同時に肘を触れながら熱を観察、手や爪の色も観察、呼吸がどうも回数が早ければ聴診をすばやく行い、便通がおかしければ腹部触診、足も浮腫がないか観察。そのようにしながら口のにおいもかいだり、下痢していないかにおいをかいだり。

 と同時に・・・

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2012年

6月

02日

生活保護の問題

今、芸能人の家族のかたの生活保護の問題が話題になっています。普段の医療現場の中から私が感じていることを述べたいと思います。

最近は抗がん剤の薬も本当に高く、病気になって仕事が十分に出来ない中でそれを支払っていくのは本当に大変なことです。治療薬の支払いの相談に来られるかたは決してまれではありません。みな必死でどうしようか考えられやってきます。私たちのオンコロジーセンターでは専属のクラークさんが懇切丁寧に相談にのってくれます。

 さて・・・・

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2012年

5月

31日

白血球数が低くても

白血球の数が少なすぎて他の医師が診たらびっくりするような値の患者さんも私たちは扱います。絶対入院させなくては、というような人でも、意外に外来で元気に生活されていることがよくあります。WBC(白血球数)500/μL前後では感染症必発と考えられがちですが、手洗い・うがいに気を付けるだけで週1回輸血に通院されているかたが数人はいます。それらの方々は食事もとれ、活動ができ、その他の内臓が丈夫であるという好条件はありますが、彼等から教えてもらったこととしては、我々があまりにも制限しすぎることが正しくはないのであろう、白血球が少なくても生きていく事はやりかたによっては出来る。人間ってまだまだ分からないところがあるんだな、ということでした。

2012年

5月

29日

スマートフォンをみながら歩く人

 どうも最近夜の暗い道なのにスマートフォンを見ながら歩いている人が多い。こちらが自転車でよけながら走っているのに、かなり近くにならないと気づかない人が多い。きっと事故危機一髪の人がたくさんいるのでは?これからますますそういう人が多くなることでしょう。耳だけ使うくらいにしたほうが特に夜道はいいと思う。いやいや夜の道は耳もフリーにしておいたほうが事件・事故にあうリスク対策になると思う。

2012年

5月

25日

神奈川若手血液研究会に参加しました。

西野先生発表
西野先生発表

神奈川若手血液研究会に参加してきました。これはもう27回も開催されているもので、県内の若手の血液の先生を中心に症例を持ち寄って討議する会です。今日も40人近い先生たちが集まりました。今年は内科全体の皆が発表をどんどんしていこうという雰囲気もあり、せっかく豊富な症例をまとめることでより勉強することにもつながるため、今回症例を当院からも提示しました。ローテーション中の西野先生に<大腸がんとITP>というタイトルで発表してもらいました。

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2012年

5月

24日

久々にみえた富士山

病棟からみえた富士山
病棟からみえた富士山

久々に14階病棟からの美しい富士山の眺めをみることができました。春や夏はなかなかきれいな姿をみることができません。今日は、箱根の山も、大山も、そして伊豆の山も相模湾もみえる本当にすばらしい景色です。この景色は患者さんもそして日々仕事に追われる私たちの心も清らかにさせてくれるごちそうです。

2012年

5月

20日

5/20 大船フラワーセンター情報 バラ見事

うらら
うらら

今週週末もまた大船フラワーセンターに足を運びました。3週連続です。
今週はまさにバラが本当に見ごろでした。バラ園に入るなり、声がでない人はいないでしょう。今日はバラたちの競演という感じのバラ園でした。種類が豊富です。色がいろいろあざやかです。そういえば何人かの人たちが、目がまぶしいーといっていました。
これほどきれいなバラの花がさきほこっているのをみるたびに思うことがあります。美女コンテストがすたれないのもやはりいろんな種類の美女が集まって我々の目を楽しませてくれるから。また最近芸能界ではグループがはやるのも、一人ではなくAKB48のようにかわいい子が次から次へ登場してこれでもかと楽しませてくれるからではないかと。

上の花は うららという種類です。いろあざやかで、これでもかというくらい咲き誇っていました。

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2012年

5月

18日

内科歓迎会  立派な会でした。

内科歓迎会にて
内科歓迎会にて

内科歓迎会が5月18日鎌倉二楽荘にて開催されました。
60名近く集まり壮大な会でした。

当院は今急成長をしており医師数も急激に増加しています。
これまでは皆が自分のところを守るという保守的な考えにならざるをえない状態であったところから後期研修医が集まらない!という危機的な状態をなんとか回避しようと皆が力を合わせようとすることができた新しい内科生まれ変わりの年といえるでしょう。

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2012年

5月

17日

昨夜の出来事。

宮本(雄)先生と西野先生
宮本(雄)先生と西野先生

研修医の人達が毎月入れ替わります。一人一人になかなか本音を聞き出せない事もありますので、研修生活の問題点・今後の希望・進路などを話しつつノミュニケーション(飲む+コミュニケーション)を行っています。
昨日は若者の好きな焼肉屋に行きました。私は最近彼らがどのようにして精神的に成長したか・何に刺激を受けてこれまできたか(本だったり人だったり)を尋ねるのが楽しみです。意外と話が弾みます。
人それぞれに色々なドラマがあり面白いです。

2012年

5月

14日

大船フラワーセンター 5/13日情報

芍薬畑
芍薬畑

今週も大船フラワーセンターの開花状況をお知らせします。

朝からいい天気でしたので、朝の陽ざしでさぞかし芍薬がみごとであろうと思い、なんと開園前に並んで入場しました。
芍薬畑は・・・・・ 

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2012年

5月

13日

NHK BS2 ドラマ  似顔絵捜査官001号

NHKBS2 日曜午後10時からは、なかなかいいドラマを毎週やります。今週は似顔絵捜査官第一号となったかたの、認められるまでを描いたドラマでした。

自分は絵が下手であるのでその才能を持つ人を常に尊敬しますが、それが捜査ではまったく日の目をみていなかったこと(モンタージュ写真のほうが上だといわれていた時代のこと)、似顔絵をうまくなるために上野公園の似顔絵かきのところに通い続けたこと、10年たってはじめて大きな事件解決にいたったことなどのエピソードがつづられておりました。自分がものになると信じたものを続ける粘り強さは立派です。年間40-50くらいは似顔絵を書いていたとされ、呼ばれたらどこまでもいって描く仕事熱心さ。今結果を出すことに追われている現代社会の中で、まじめに働くことの美徳、マイスターのように地道に一つのことを続けることの美徳が見直されてしかるべきではないかと最近思います。自分もそうありたいと思います。

2012年

5月

12日

ポテリジオ 講演会にいってきました。

ポテリジオ講演会会場
ポテリジオ講演会会場

ATL(成人T細胞白血病リンパ腫)に対しての治療薬CCR4モノクローナル抗体の発売記念講演会が東京で開催されいってきました。この薬剤は協和発酵から発売された日本で開発された薬剤です。

ATLの多い九州や関西方面から先生が多数参加されていたように思います。
400人規模の大きな会でした。 

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2012年

5月

08日

感謝の気持ちを忘れていませんか。

 患者さんから感謝の気持ちの投書がありました。とてもうれしいことです。たった一筆の手間が私たちにやる気をださせてくれます。こういうプラスエネルギーの循環が回ってほしいものです。

この絵は患者さんの家族が書いてくれたもの。いつも楽しませてくれます。

 

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2012年

5月

06日

大船フラワーセンター 5/6情報

5/6 芍薬畑
5/6 芍薬畑

 そろそろ大船フラワーセンターの芍薬やバラが咲き始めたかしらと思って行ってみました。
芍薬は大きなまるいつぼみがあともう少しといわんばかり畑にいっぱいならんでいました。咲きはじめはあと4-5日でしょうか。来週週末が見ごろかと思います。薄いすけるような花びらが、ピンク、ローズ、赤、白と咲き誇るさまは圧巻です。

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2012年

5月

03日

鎌倉中央公園 情報

らくうしょう
らくうしょう

 鎌倉中央公園は私の日曜散歩の場所であります。鎌倉に多い谷戸と利用して作られた自然公園ですが、手入れがよくされています。

 つい3週間前まで遅れた山桜が楽しめたのに一気に緑がまぶしくなりました。これは毎年この季節になると新芽がまるでやわらかいブラシのような らくうしょう という樹木です。

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2012年

5月

02日

最強柔道家 山下泰裕氏の新刊

哲学の道 京都
哲学の道 京都

 子供のころ、いつも山下泰裕氏の柔道は安心してみていたような気がする。さすがにロス五輪の時には怪我しながらだったからひやひやしながらテレビにしがみついてみていたが。その後指導する立場になられ、どのように活躍されているかはあまり知らなかったが、今回新潮新書より”背負い続ける力”と題してこれまでの引退後も含めた活動が書かれた書が出版されたので読んでみた。

 柔道の世界にも政治的なことがいろいろあることもわかった。しかし彼が選手、指導者、理事とそれぞれのステージでそれぞれの活動を本当に懸命に行っている姿に感動した。そして彼はこれからまた第4、第5、第6のステージをすすんでいこうと宣言しているところがすごい。柔道を通した教育、柔道を通じた国際交流をさらに発展させていこうという。最初から活躍する舞台が違うと思いながらも、自分はこれからの人生をどう設計していきたいのか、問いかけられた気がする。

 

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2012年

5月

01日

平井伯昌氏 の本から

 世界のトップをめざす人の本を今年は選んで読むようにしています。

今年はオリンピックイヤーです。北島康介選手は本当にすごい人間だと思いますが、それを指導した人の気持ちってどうなんだろうと思って平井伯昌氏の<バケル人に育てる>という本を読みました。

 その中にはテイーチングとコーチングの違いについて書かれていました。最初の時期は、ダメなものはダメ、しっかりとした人間としての基礎を絶対的な上下関係で教え込むテイーチングの時期、その後に個人にあわせてアドバイスするコーチングの時期があると。これは研修医を育てる我々にもいえることではないかと思うのです。

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