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ブログ

臨床心理士ブログ

2017年

4月

29日

自己実現とは~新年度にあたって~

 新入職・新入学にあたって、社会場面において「自己実現」という言葉を耳にすることが多いのではないでしょうか。また、これまでも「自己実現」という言葉に様々な場面で出会ってきた方がいらっしゃると思います。

 今回は「自己実現」について簡単に説明していきます。

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2017年

4月

22日

「異常」気象~補足~ わからないということ

 更新が滞ったまま新年度に入ってしまいましたが、またできるだけ更新を重ねていければと考えますので、ご興味ある方には参照いただければと思います。
 今回は、前回までの中で補足しなければならない点がありましたので、簡単にお伝えできればと思います。
 
 それは、<「わからないこと」が決して怖がるだけの対象ではないこと> についてです。

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2016年

2月

25日

「異常」気象(3)~全体と部分~

 久しぶりの更新になります。いくつかの大きな出来事があり滞ってしまいましたが、大分落ち着いてきました
のでこれからできる限り定期的な更新をしていければと思っています。大きな出来事については、また適切な
時期が参りましたら皆様に活かせる形でお話できればと考えています。
 間が空いてしまいましたが、前回の続きに移っていければと思います。前回は「部分」と「全体」の行き来の中に「本質」
が存在していることをお話しました。今回は、これが対人関係や心理的にはどう考えられるのか、またそれが「異常」気象と
というテーマとどうつながっているのかをお話して、このテーマを締めたいと考えます。

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2015年

4月

25日

「異常気象」(2)~全体と部分~

 久しぶりの更新になります。新年度に入りました。そろそろお疲れの方もいることと思います。それぞれが、それぞれのペースで過ごしていけることを大事にできればと思います。今年度もよろしくお願い致します。
 さて、前回は、「異常」という現象が一定の条件に基づいて理解されていくこと、またその条件が「部分的」になっていく可能性を含んでいることについて理解してきました。今回は、それがどのような意味を持つのかについて、より具体的に考えていければと思います。

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2014年

7月

08日

「異常」気象(1) ~全体と部分~

 暦上は夏へと突入していく時期となってきていますが、大雨が続いたり、台風が迫ってくるなど少し季節感に
乏しい毎日が続いていますね。「異常気象」といった言葉が多く見受けられるようになっていく中で、少々感じられるものがあります。それは我々の「理解」がいくつかの提示される枠組みで変化していくということです。その枠組みは「全体」と「部分」などに置き換えられます。
 難しく考えていくと、それは「科学の仕組み」ともいえるかもしれません。

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2014年

7月

01日

尊厳死法案 ~対峙すること~

 少し古い話題になってしまいますし、皆様ご存知のことだとは思いますが、現在「尊厳死法」が与野党にて協議されており、かなり踏み込んだ内容の議論がなされています。最近では「エンドノート」といったものが流行っていたりと様々な方にとって関心の深い問題のように思います。
 今回は、その内容のポイントを追いながら、その意義を理解していければと思います。なかなか取り扱うことが難しく、繊細なテーマではありますが、そこには「対峙すること」というプロセスの重要性があるのかもしれません。

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2014年

6月

13日

医療講演にて ~つながりの体験~

 少し私事ではありますが、今日は私の臨床の業務の中で最近体験した「つながり」のお話がしたいなと思います。それは、とても感動的であり、また僕自身に少しの悲哀と感謝を与えてくれた出来事でした。
 「うれしさと切なさ」といった情感を同時に感じる体験、より「全人的な体験」だったのかもしれません。それを与えてくれたのもまた、「人」との「つながり」でした。

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2014年

6月

10日

約束(5)~まとめ~

 ここまで、我々の関係性の中に存在する「約束」の「意味」と「治療上のあり方」について考えてきました。その中で、「約束」が「信頼」といった非常に人間的な核心をもったものであることがみえてきたように思います。
 今回は、「約束」のシリーズの中で考えられてきたことを簡単にまとめていきたいと思います。この作業もまた「構造化」の一つと呼べるかもしれません。

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2014年

5月

30日

約束(4) ~私たちの中の構造~

 新年度を迎え、もう6月。梅雨に入っていく頃になっています。久しぶりの更新になりますが、「構造」についてのお話を続けていこうと思います。 
 前回は、「構造」が治療上や人間関係の中で様々に存在していることをみてきました。今回は、これらをもう少し具体的に考えていくことで、その意味と意義について理解していきたいと思います。

 目的は、あくまで「我々の中の人間関係とその暖かみを実感していくため」としたいと考えます。

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2014年

2月

25日

約束(3) ~治療構造~

 久しぶりの更新になります。この間、年越しや大雪、オリンピックなどなど様々な出来事がありました。ブログをご覧の皆様にも変化がある方、ない方様々だと思います。かなりのタイムラグもありますが、今回は「治療構造」のお話です。前回は、「約束」が「関係性を維持し、また壊していくものでもあること」をお話してきました。その中に、既に「構造」の話は含まれてもいますが、Drの施す医療としての「治療」や、いわゆる心理療法の中での「治療構造」がどのように形成されているのか。そして、それはどんな役割果たしているのか。そんなお話ができればと思います。

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2013年

11月

19日

約束(2) ~約束の持つ意味~

 前回、プロローグとして「約束」について簡単に触れました。それは、「約束」が、私たちの社会や関係性を考え、また理解していく中で非常に大事な「繋がり」を形作っていることを示唆するものでした。
 これから「約束」(治療構造と治療同盟)についていくつか考えていければと思いますが、今回は、「約束」の持つ「意味」について考えていきたいと思います。

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2013年

11月

05日

約束(1) ~構造と治療同盟~ プロローグ

 人と人との関係を考えるとき、我々を「安定した関係に導くつながり」が存在しているように思います。
それは、「約束」です。時には「ルール」とも呼ぶことがあるでしょうか。
 我々は、小さな視点では、個々人同士の約束事やルール、家庭、地域での決まりなどの中で、大きな視点では、条例や法律、憲法といった枠組みの中に存在しています。
 これらの「約束事」をどのように設定し、どのように守っていくのか、これが個々の関係性や個と社会との関係性を形作っていきます。また、社会構成主義に従えば、「言葉」もまた「約束事」ですので、我々が「言葉」「個」「社会」といった間主観的な存在であることとも根深い関係にあるといえそうです。
 次回から、少し時間をかけながら我々にとっての「約束事」について考えていきたいと思います。
難しい言葉では「治療構造」と「治療同盟」と言えるでしょうか。

  今回は、ひとまず導入までとしたいと思います。          ・・・・つづく

2013年

11月

01日

「困る力」~抑うつということ~

 我々の生活の中で「落ち込むこと」は、それ自体があまり好ましくないものとして語られることが多いように思います。特に、昨今はいくつものメディアの中で「うつ病」という名前がとりあげられ、「誰しもがなる得るうつ病」というイメージが良くも悪くも定着してきています。その中で、「落ち込むこと」が避けるべきネガティブな存在として意味づけられるようになってきているようです。
 今回は、「落ち込むこと」のもう一つの側面、つまり「困る力」についてお話できればと考えています。
 少し難解な視点では「うつ病」と「抑うつ状態」のお話といえるでしょうか。

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2013年

10月

15日

「無理をしない」という無理 ~臨床の中での実感~

 最近のメンタルヘルスに対する社会的理解の促進から、気持ちの落ち込みや活動性が低下していくようなとき、「無理をしないで」という言葉がけが大事であることが多くの方にとって周知のこととなっていますし、私自身も日々の臨床の中で目の前にいる方の「辛さ」の所在を理解しようとしていくとき、この方にとっての「無理」はどこにあるのだろうかと考えていくことがあります。
 私自身それ自体にほとんど疑問を抱くことなく患者さんと相対してきました。そんな中「無理しないこと」が目標になることで「窮屈さ」を維持していくことがあることを意識させられる体験がありました。
 時に我々が「無理をしないこと」には、「能動性」を押さえ込む可能性がある・・・そんな体験です。今回は私としてはあまりお話することが少ないのですが、「臨床での体験」を基にお話できればと考えています。
「無理をしないこと」が「最善」とは言えないかもしれません。
 硬い言葉では「個別性」の話とも呼べるでしょうか。

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2013年

10月

01日

理解と納得 ~抱えるということ~

 久しぶりの更新になります。気がつけば夏が過ぎ、秋へと季節は移り変わっていく中にあります。
暑さもひと段落し、夏の疲れが出やすい時期となってきます。否応なくすぎていく時間の中にある私たちを、私たちがどのように実感していくのか。抽象的ですが、今回はそんな「理解と納得」について考えていけたらと思います。
 少し専門的な言葉では「抱え(containe)」についてと言えるでしょうか。

 

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2013年

5月

14日

信念と信頼~新しい環境でのバランス~

 だんだんと過ごしやすい日が増えてきたなと感じていたら、暑いなと感じるくらいまで気温が変動してきています。まだ少し冷える日もあるようですし、不安定な気候が続いていますね。
 人との関係でも時に不安定な状態になることがあるなと感じます。当たり前のことですが、不安定さが生じて、それを修正していくのが我々のプロセスです。その背景にあるのは、「信念(自己的)」と「信頼(対他的)」との関係が個人の中で難しくなることのように感じることがあります。
 今回は短くまとめて、「信念」と「信頼」について考えられたらと思います。

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2013年

4月

16日

新年度・ゆとり世代 ~ラべリングについて~

 繰り返しになりますが、新年度に入りました。毎年新入職の方々が緊張と不安を持ちながら、社会人への一歩を踏み出していることと思います。充実した時間であるからこそ、自身を振り返っていく「ゆとり」が必要になる頃です。
 近年の新入職の方々には「ゆとり世代」と呼ばれる方々が多かれ少なかれ含まれてきます。今回は、「ゆとり世代」について考えます。難しくいうと「ラべリング」「レッテル」の話です。

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2013年

4月

09日

メッセージ(4)~まとめ~

 数回に渡って我々が社会的且つ非言語的に子供たちに送っている「メッセージ」について考えてきました。その「メッセージ」は子供そのものの「個」を存在を成り立ちを難しくさせている可能性があり、それが「権利を守ること」=「相手の立場に立つこと」への思慮を奪いかねないことを考えてきました。
 「まとめ」として「メッセージ」が持つ意味とその中で我々が理解しておくことを形式化できればと思います。
 「抽象的な文脈の具体化」です。これを世の中では「見える化」と呼んでいます。

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2013年

3月

26日

年度末を迎えて ~振り返ること~

 早いもので、今年度が終わろうとしています。ブログをご覧になっていただいている方々には、不定期の更新や文章の読みづらさなどあったと思いますが、今年度お読みいただいたことをこの場を借りて感謝したいと思います。

 本当にありがとうございました。来年度もよろしくお願いします。」
 
 今回は、現在の本編(「メッセージ」シリーズ)は少しお休みにして、普段はあまり書かないスタッフや患者さんとのやり取りで感じていることを書ければと考えています。

 今だからできる「振り返り」(後で説明します)です。

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2013年

3月

22日

メッセージ(3)~子供の権利~

 ここまで、こども達への私たちから送っているメッセージが、「守るもの」と「信頼するもの」として非常に葛藤的な要素を含んでいることを考えてきました。それは、「個」として成り立っていくプロセスを少し邪魔してしまうかもしれません。
 今回は、そのプロセスが、こども達の「その子らしく育ちたい想い」を混乱させている可能性を考えます。まとめると「子供の権利」の話になるでしょうか。

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2013年

1月

15日

メッセージ(2) ~個の空間~

 現在の子供たちに、社会が与える「ゆとり」が少なくなっているかもしれないことを考えてきました。そして、これらは子供たちの成長における大事な機会を目減りさせているかもしれません。
 今回は、「自分自身を形成していくこと」について考えます。難しくいうと「identity」の話です。

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2012年

12月

18日

メッセージ(1) ~文間を読む~

 先日、ある患者さんに興味深い・・というよりは、驚きの(私にとっては)事実を教えて頂きました。久しぶりの更新になりましたが、それは私にとってはさまざまなことを想起させてくれる体験でしたので、いくつかの回をまたいでその体験を少しまとめられたらと考えています。
 教えて頂いた内容とは、 「今の中学校(全ての中学校にあてはまるものではないのかもしれませんが)では、メールで保護者に行事の連絡が来る」 ということでした。
 
 これを聞いて、皆さんはどのように感じるでしょうか? 

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2012年

10月

09日

コミュニケーション(5)~発達~

 いくつかの視点からコミュニケーションについて考えてきましたが、今回のテーマは「発達」です。生き物は総じて「コミュニケーション」を行っています。それは、「生」の動きであり、「知」の伝達方法でもあります。人間もまた同様に「生きる営み」としてコミュニケーションを行っています。つまり、幼いころからコミュニケーションは存在し、それが現在の形に変遷しているといえます。ここでは、「コミュニケーション」の最終項として、その「成長の流れ」を追っていきます。
 それは、「コミュニケーションの意味」を探す道ともいえます。
 

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2012年

9月

11日

ちょっと休憩

 ここまで「コミュニケーションについて」綴ってきました。もう少し続けようと思っていますが、
ここで「ちょっと休憩」をとれたらと思います。夏の疲れも出てくる頃、「秋の話」をできたらと思います。

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2012年

8月

31日

コミュニケーション(4)~話すこと~

 1か月ぶりの更新となりました。待っていてくれた人がいるのか、いないのかはわかりませんが、待ってくれている人がいるということを想像して、気分良く「続き」を綴っていこうと思います。
 今回は「話すこと」についてです。

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2012年

7月

27日

コミュニケーション(3) ~聞くこと~

 コミュニケーション=やり取りは、人と関わりを作っていくことであり、それが「関係」や「社会」を作っていくことが、これまでの流れから見えてきたように思います。
 今回は、「関係」の中で重要な「聞くこと」とは、どんなことなのかを考えていければと思います。
 難しく言うと「理解」の話です。

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2012年

7月

17日

コミュニケーション(2) ~その背景~

 「怒る」と「叱る」を通して、コミュニケーションが「やり取りであること」がみえてきました。更新が遅れて
しまいましたが、今回は「やり取り」である「コミュニケーション」の背景について考えていければと思います。

 難しく言うと「コミュニケーションの定義の話」です。

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2012年

7月

06日

コミュニケーション(1) ~「怒る」と「叱る」~

 前回、コミュニケーションについて触れました。その中で、相手の想いを受け取り、自身の想いを伝えることが、安心して過ごすためには大事なことが見えてきました。いい機会でもありますので、今日から何回かに分けて、「コミュニケーション」の話ができればと思います。 
 導入として、「コミュニケーション」をどう考えていくのかについて、具体例を基にみていけたらと思います。
 題材は「怒る」と「叱る」です。

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2012年

7月

02日

困ったとき・・・頼ることと自律

 7月に入りました。これから日に日に暑くなってきますので、体の保全と気持ちの保全に努めながら
楽しい夏を迎え、過ごしていきたいものです。「自己責任」や「自律」という言葉が世間に浸透し、また
その重要性が語られるようになって久しいですが、「自律」の背景には「依存」「信頼感」があります。
つまり、適度に「自律」するには、適度に「依存」していることが大事になります。
暑い夏を楽しく過ごすには「自律」と「依存」のバランスが必要になるかもしれません。
今回は、「頼ること」と「自律すること」の関係について話せればと思います。

難しく言えば「コミュニケーション」の話です。

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2012年

6月

07日

保養 ~疲れの出る時期に~

 早いもので6月に入りました。ブログの更新を始めて2ヵ月強となリますが、なかなか継続して更新
していくことは難しいものだなと感じています。
 さて、今日はそろそろ本格的に溜まってくる「疲れ」をどう考えるか。そんなお話ができればと思います。

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2012年

5月

13日

人と共に考えるということ (2) ~枝葉~

 前回「人と共に考えること」の意義について、私の感じている「新しい力の意義」を綴りました。
今回は、「人」に着目して、前回は綴れなかった「共に考えてくれる多くの人」について綴れればと思います。
固く言うと「様々な専門職について」です。

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2012年

5月

11日

人と共に考えるということ(1) ~新緑の力~

 今日は病院の中の活動にて、Drや看護師さん・薬剤師さん・クラークさん等と「共に考えていくこと」の意義
について、私が心理士として現時点で感じていることを記せたらと思います。
固く言えば、「リエゾンについて」です。 

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2012年

5月

08日

五月の話 昇りと沈み

大分更新が遅れてしまいましたが、今日は「五月の話」をできればと考えています。
五月と言えば、巷では「五月病」と呼ばれている

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