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ホジキンリンパ腫

日本は欧米に比べてホジキンリンパ腫の比率が少ないとされる。
ホジキンリンパ腫はB症状にて発症することも多く、発熱、発疹、好酸球増多症などを呈することも多い。また若年で縦隔に大きな腫瘤を形成することもある。
予後因子は非ホジキンリンパ腫(NHL)とは異なっているが一般的にNHLよりも予後がよいとされる。

進行期ホジキンリンパ腫に用いる予後因子

アルブミン<4g/dL , Hb<10.5g/dL, 男性,年齢45歳以上、ステージIV,WBC増加(15000/mm3)リンパ球減少(8%未満か600/mm3)である。

治療

治療はABVD療法(doxorubicin ,bleomycin, vinblastine,dacarbazine)が標準であるが、2次発がん、不妊の問題などがあるため、最近では治療強度を下げる傾向にある。
限局期の場合はABVD療法4サイクル+領域放射線照射が標準治療であるが、年齢が40歳未満の女性で組織がリンパ球優位型か結節硬化型で病期I,リンパ節領域もI、赤沈<50mmで縦隔胸郭比<0.35の予後がvery favorableな群ではABVD2コース+領域放射線照射にしたり、照射のみとしたりすることも検討される。
進行期ではABVD療法6-8サイクル 巨大腫瘤が認められた場合では治療終了後にPET検査を行い集積があれば領域放射線照射を追加する。
Bleomycinによる間質性肺炎をおこすリスクを評価するために治療前に胸部レントゲン肺機能をとっておく。またadriamycinの心毒性を予測するために治療前に心エコー検査を行う。
ABVD療法は吐き気、血管痛の多いプロトコールである。

日本ではABVD療法(ダカルバジン375mg/m2)のかわりにダカルバジンを減量したABVD療法(ダカルバジン:250mg/m2)が頻用されている。効果が同等で副作用が少ないとされるためである。

再発の場合は血液内科医にコンサルテーションをして末梢血幹細胞移植の適応があるかどうか検討する。