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ブログ

悪性リンパ腫(初級)

2016年

1月

21日

特発性血小板増多症(ET)と妊娠

特発性血小板増多症(ET)と妊娠 Essential thrombocytosis and Pregnancy

ETは骨髄増殖性疾患の一つで、主に血小板が増加します。検査データの異常にて受診する場合もあれば、頭痛や胸痛、失神といった血管系の症状を呈する場合、また血栓症にて発覚する場合、血小板数が100万/μL以上を超えると逆に出血を起こしやすくなります。
さて、診断される平均年齢は60歳前後とされますが40歳以下の人も20%程度を占めるとされ、若い人にも発症する病気です。血栓症をおこしやすいということは、妊娠の際にも実はリスクが出てくるわけです。

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2013年

1月

11日

多発性骨髄腫

Q1. どんな病気?

多発性骨髄腫は、白血球の一種であるB細胞が分化・成熟して出来る『形質細胞』が腫瘍化する(“がん”に なってしまう)病気です。形質細胞は普通の人でも持っている抗体を産生する細胞です。いろいろな外部の菌、微生物に反応するための働きをしていますが、ある1種類の抗体を作る形質細胞が制限なく増えてしまった状態が多発性骨髄腫です。

男性に多く、女性に少ない高齢者の病気です。以前はあまり多い病気ではありませんでしたが、高齢者の 増加に伴って増えてきています。

他の血液のガンと大きく異なる点は、骨髄の中でガン細胞が増えた結果、骨の構造が壊れてしまうことです。 骨を溶かす細胞を活性化させる物質を分泌して、骨折や骨痛などを引き起こします。ちょっとしたことで骨が折れる病的骨折を起こします。背骨(脊椎)の圧迫骨折で腰痛や背中の痛みが出やすくなることもあります。 骨が破壊され続けることで血液中のカルシウムが増えて意識がボーッとしたり(高カルシウム血症)、カルシウムが腎臓に沈着して腎機能が低下したりします。さらに骨髄腫細胞が増えると正常な血液細胞が作られなくなり、貧血や出血、病原菌に対する抵抗力がなくなり感染症を引き起こすなどの症状も出てきます。

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2012年

9月

19日

悪性リンパ腫(初級)

Q.悪性リンパ腫ってどんな病気?原因は?

血液のガンの約半数を占める悪性リンパ腫は高齢化に伴い増加している疾患であり、決して稀ではありません。(図1) 赤血球・白血球・血小板などの血液成分のうち、白血球の一種であるリンパ球がガン化して、無制限に増殖していく病気です。血液中のリンパ球がガン化し、全身に点在するリンパ節でかたまり(腫瘤)を作り、様々な症状を起こします。
病気の進展とともにリンパ組織だけでなく全身の臓器にも拡がっていきます。
遺伝性はハッキリとしたことは言えず、また原因も同定出来ないことが多いです。

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