湘南鎌倉総合病院
  • 湘南鎌倉総合病院ホーム
  • 湘南鎌倉総合病院アクセス
  • 湘南鎌倉総合病院お問い合わせ
  • 湘南鎌倉総合病院プライバシーポリシー

 

ニューモシスチス肺炎とβーD グルカン

ニューモシスチス肺炎ではβ-Dグルカンは高い感度、特異度を有する。
β-Dグルカンは日本国内ではファンギテックGテストMK(MK法)とワコー法が主に使用されており。感度はともに92-96%、特異度86-87%である。陽性尤度比は6.64-8、陰性尤度比は0.04-0.09である。ここからいえることは、陰性尤度比が低いことから陰性であればPCPの可能性は低くなること。またPCPの重症度を反映せず、治療効果の判定には用いることができないことを忘れてはならない。臨床症状が改善したあとも正常化しないことが多い。治療を開始しても数日は気管支鏡での肺胞洗浄検査の感度は保たれるといわれる。ただしHIVの患者は肺胞洗浄での菌確認の感度は高いが、HIV陰性患者では感度はさがるとされる。気管支鏡ができないようなら誘発喀痰によるPCR検査が有用。(感度100%、特異度90%)

 


 UP TO DATE 
 感染症診療のDicidion Making  細川直登 編  文光堂 より