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夏季休暇 長崎を訪ねて

ちょうど20歳の時に訪れて以来の長崎市でした。今回の長崎旅行は原爆のことを日本人はもっと知るべきではないか、と思ったところからでした。福島における放射線被害とは比べることは出来ないレベルであるにしても、日本は何か放射線と関係がある運命なのではないでしょうか。原爆が2度も落とされていて、そしてその被害は50年以上も関係し骨髄異形成症候群の発症と関係するとされています。それなのに世界で最も簡単にCTを撮影する国でもある。そして福島の被爆の情報は隠される・・・。原爆資料館を訪ねて歴史を知ろう、本当の被害の状態を知る必要があるのだと思ったのでした。

原爆資料館は学生だけではなく年をとってから改めてゆっくり勉強し直すべきところだと思いました。非常に勉強になりました。そこに残されている資料はいずれも本物が当時をありありと物語っていました。でもその様子は今回は東日本大震災のシーンと重なりました。この写真は木の中に爆風で突き刺さったガラスごとたくましく木が成長していったものです。被爆者の方も被爆者というだけで白い目でみられた時代があると聞きました。私達は外来で被爆者の方が悪性疾患にかかると証明書を書きます。その時「あぁ面倒だ」と思ってきた事実もありますが、それまで辛い思いをされてきた方もいることを感じながら私はこれから書類を書くことでしょう。我々日本人は歴史教育をもっと大切にすべきだと思います。

また歴史といえばこの出島から日本に新しい色々な文化、モノが入ってきたことも忘れてはなりません。今あるヒマワリやダリアなどもそうですし、蘭学といわれる学問、医療が入ってきたのも此処から。そういう意味でこの出島の資料館も歴史を顧みる点でとても良い資料館でした。
これからアジアが中心になっていく時代。九州を中心にかつて貿易が盛んだった歴史を考えてみると、それがまた繰り返される可能性が十分にあると思います。沖縄経済圏という言葉も出てきていると聞き、非常に驚きました。そういった意味でこの長崎は非常に歴史に触れる良い旅でした。