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ブログ

朝焼けの富士と当直業務

 5月31日は毎月恒例の静岡徳洲会病院での当直でした。この日は一睡もできなかった・・・。1時間経っては起こされ、また1時間経たずに起こされ。この写真は日の出前の4時15分くらい、当直室からの朝焼けの富士があまりにも美しく、ボーッとしていた私を慰めてくれるかのようだったのでパチリ。

 この日、薬物過量摂取の人が入院。4日前にも同じことを繰り返して入院していたばかり。この日も夜中に薬を飲みすぎてぼーっとしたから、と自ら通報。本人の申告だけで本当はどれだけ飲んだか不明であったために経過観察入院させたものの、自ら点滴を抜き、さらにはトイレでたばこ。生活保護のため医療費支払いなし。これで1時間おきに起こされた私。怒れないはずはありません。いつも生活保護の議論をするとき、生活保護に批判的な意見に対し「大切なセーフティネットだ」と異議を唱える人達がいますが、こういう場面に遭遇すればそのように考えられるだろうかと思ってしまいます。

 先日、外科医の当直明け手術はリスクが高いということで当直明けは引き継ぎをして休みにする制度を取り、外科医の成り手を増やそうとしている病院の話がニュースで報道されていましたが、これは内科医も同じ。以前とは比べものにならないほど、”入院”はリスクの高い人が入院するのであって、当直業務は大変になり、また普段の病棟業務も急性期病院は大変になっていると思います。しかし病院勤務医の労働に対する問題は棚上げのままです。自ら人員を確保してやりくりするしかないのです。