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ブログ

院内で講師をお招きしてチームSTEPPS講習会開催

Team STEPPSとは、Team Strategies and Tool to Enhance Performance and Patient Safetyの頭文字を取ったものです。日本語に直訳すると「チームとしてのよりよい実践と患者安全を高めるためのツールと戦略」というもので、日本でも徐々に医療安全の一つの方法として広まりつつあるものです。
 当院の医療安全チームが2013.2に亀田総合病院で開かれている院内の講習会に招かれて、参加してきました(ブログでも紹介しました)。今回はその時のトレーナーとして活躍され、また各病院への普及に尽力されている亀田総合病院の鈴木真先生をお呼びして、講習会を院内で行いました。
 医師の参加は少なかった(いつもこれが問題であるのだが)のですが、それでも院内で220名近い人が参加してくれました。まずはTeam STEPPSとは何か聞いたことがある人が増えたというわけです。Team STEPPSではチームのパフォーマンスを改善し、より安全なケアを提供し、組織の文化を変えていくために4つのコアになるもの、リーダーシップ、状況モニター、相互支援、コミュニケーションが不可欠であるとされています。それの具体的なところを理解するには話を数回聞かないとだめかもしれません。私は今回の2回目を聞いて、ようやく納得できた点がありますから。<次へ>

 

ただ、ツールとしていくつか紹介されていることは既に当院でもやっていることであり(リードバック:一度いわれたことを復唱するルール、朝の申し送り、多職種ミーテイングなど)、それを「より安全な医療を行うために意味のあることだ、ただやっているのではない」ということを現場で理解してもらう必要があります。また、他のツールも少しずつ分かりやすい形で導入していくことも検討しています。たとえばツーチャレンジルール。他の職種がこの治療はおかしいと思った時、一度言っても拒絶された時に再度チャレンジしていうこと。そういう文化をチームの中に作ること。これは私も導入したいと思っています。
またこのTeam STEPPSは医師の現場でのリーダーに求められるものが示されていると思います。全体を見通す力、そして相互支援、コミュニケーションを取りやすい雰囲気作りと実行。

多くの医療人がこれを学び、良いチームを形成していく手段になればいいと思います。理論だけでなく実行を伴わなくてはなりません。明日からどのように活かそうか、チームカンファレンスの意義にも取り入れていこうと思います。