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三浦雄一郎さんの与えた夢

 6/10のNHKクローズアップ現代にて先日エベレスト登頂を80歳で成し遂げた三浦雄一郎さんを紹介していた。60代にして糖尿病などを患い、そこから奮起して目標を立てエベレスト登頂を成し遂げた。それまでの経緯とトレーニングなどが紹介された。医師の目からみても驚いたのは、80歳にしても70代よりも筋力を上げることは可能であること、それと前頭葉の張り具合(脳は萎縮していない!!)であった。たしかに目標の立てかたが一般人とは程遠いものの、それ自身が特別であるのは事実であり劇場型人生を生きるタイプの方である。しかし骨盤骨折を76歳でおこし、ふつうであればあきらめる夢を追い求めた、そこがすばらしいと思った。
私も単純だからこの話を聞いて刺激を受けた。年取ったから疲れたーなんて言っている場合ではない。常に進化しようと思えば人間はいつまでも進化できるんだ。あとは気持ちだ! 

 多くの患者さんが外来で年をとったこと、それによって起きている症状を受け入れられず憂えている。一生懸命症状を訴えられる。でも本当は誰のせいでもないんだよなー。<自分のもつ思い>なんじゃないでしょうか、ということを三浦さんが示してくれている。

 1864年生まれの英国の哲学者ジェームス・アレンが言っていた言葉で、繰り返し振り返る言葉があります。<人間は思いの主人であり人格の制作者であり、環境と運命の設計者である。・・・行いは思いの花であり、喜びや悲しみはその果実です。>

 これからますます進む高齢化社会。そして皆平等に年を取っていく中で、どう生きることの意味を問いていくのか。一人ひとりが考えなくてはならない問題だ。