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高齢者でも全身状態を評価して治療を選択する骨髄腫研究が始まります。

これから日本ではもっと高齢化が進みます。高齢者の化学療法は何歳くらいまで、このくらいの元気度なら・・・という曖昧な点はあるものの、扱っている医師の裁量や経験に基づいて決められる点も多いです。いつも治療していて、一歩手前でやめておけばよかったかなー、しっかりしているようで実は認知症が強いなー、薬の管理が無理だなーなんて思うことがあります。年齢だけでは何ともいえません。80歳でエベレストを登頂した三浦雄一郎氏のように元気な方もいれば、60歳でも肺や心臓の病気から活動性が低下している方もいます。そういった年齢、元気度、認知症などの判断能力なども評価に入れて、それで治療を選んでいこうという取り組みが固形がん(大腸がんなど)でも行われていて、今回神奈川県でも骨髄腫に対してそういう研究を開始することとなりました(写真は主任担当の横浜市民病院の仲里先生です)。臨床研究の多くは生存率などの成績を出すために、全身状態に問題のある方は出来るだけ避ける傾向にあるのですが、これからの研究はこのように問題のある人にどのように治療選択していくか、その判断をする指標も含めて研究していく。新しい動きだといえます。