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財政破たんのデトロイト市

とても驚くニュースが入ってきました。アメリカの、あの自動車産業で有名な大都市、中西部のデトロイト市が資金繰りに行き詰まり、18日アメリカの自治体としては史上最大規模の財政破綻に陥ったことが報道されました。学生の頃、デトロイト市といえば産業都市、世界でも有名なアメリカの都市だったのに・・・。
デトロイトは、アメリカ最大手の自動車メーカーGM=ゼネラル・モーターズの本社がまだあります。

ただアメリカの自動車産業が長期にわたって衰退し、それが治安の悪化を産み、労働者が外に出るようになり人口の流出が続く。税収が大きく落ち込んで、さらに高齢者は残されて福祉、年金にかかる費用は増大し慢性的な財政難に陥っていたところ、デトロイト市当局は18日、自力での財政再建を断念して、裁判所に連邦破産法9条の適用を申請しました。負債総額は180億ドル(日本円にして1兆8000億円)とすごいお金です。でもこの状況って産業の空洞化を招いている日本にも同じことが言えます。アベノミクスでも思うように輸出が伸びていないのは、円高の影響を受けて力のある企業はすでに海外に生産を移していたということも挙げられています。このように経済が破綻すれば医療も当然大きな影響をうけます。最近の治療薬は高額であり、これからも高齢化社会は進行する中で、本当にこれでもつんだろうか、と現場の医師の一人としていつも不安に思っています。他人事ではないデトロイト市の破綻だと思いました。