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ポテリジオ発売1年記念講演会に参加しました。

これは香りのよいプルメリアという花です。ハワイなど温かいところに生息します。

さて、今日はポテリジオという日本で開発されたATL(成人T細胞性リンパ腫)の薬剤発売1年記念講演会が都内で開かれ、医療安全の講習後にそのまま参加しました。当院では昨年1年間ATLの患者さんは来ませんでしたので投与経験がありません。抗CCR抗体としてのメカニズムは分かっていますが、非常に皮疹がひどく出るケースからまったく問題ないケースまで、解っていないことが多いと聞いており、それらについての症例提示があるというので参加しました。全身紅皮症のようになったり水泡形成ができたりする重篤な症例を中心に提示されました。
本日の講義のポイントは
(1)末梢血の異型リンパ球減少にはよく効く。平均50%、リンパ腫型はやや効きが悪く33%程
(2)皮膚症状は全体63%にみられ、重症化する例があり、普段から皮膚科とコンタクトとる。他の薬剤の皮疹の頻度も増強させる可能性もあり難しいことがあるが、疑われたら早めにステロイド治療が必要。患者教育も大切で皮疹が出たら早めに連絡してもらう。重症化したらパルス療法を思い切ってやる。
(3)皮膚の観察だけでなく粘膜の観察も。目、口腔内、肛門、外陰部なども。
(4)皮疹が出来てから再投与出来ているケースもあり。
(5)皮疹は治療終了してからしばらくして起きるケースもあり。

勉強になりました。