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抗がん剤など混合診療を拡大する・・・日本経済新聞

本日付(2/22)の日本経済新聞のトップに、保険外の薬を使いやすくするということで、抗がん剤などの混合診療を拡大すると書かれていました。現在保険に通っていない薬剤を使用する時は、薬剤費だけでなく入院費や採血もすべて全額自費になっていたのですが、他の治療法がない人で臨床試験にも参加できない人にも、混合診療が認められるようになるといいます。そうすることで薬剤は自腹となるけれど、それ以外の費用は保険で賄われる、ということになるそうです。2015年度スタートとなるということで来年度から始まりますが、ただしそのような患者さんは臨床研究中核病院というものを定め、そこを受診するよう促すことになるといいます。また最近の抗がん剤は非常に高いものばかりなのですが、公的保険の適用を16年度を目途に厳しく審査する方針とのこと。現実、日々外来診療をしていて「このままの高額な治療費用を医療保険がカバーしていたら、やがては破たんする。20年ももたないはずで、自分が高齢化しても医療保険はほとんど期待できないだろう・・・」と思ってしまいます。この医療制度を未来の人たちにも残し守るためにも時には厳しく自己負担を求めたり、医療に制限を加えることも必要であると私は考えます。最低の医療レベルは個人の人権として保障されるべきですが、最高レベルをすべての人、にというのは現実的ではありません。