湘南鎌倉総合病院
  • 湘南鎌倉総合病院ホーム
  • 湘南鎌倉総合病院アクセス
  • 湘南鎌倉総合病院お問い合わせ
  • 湘南鎌倉総合病院プライバシーポリシー

ブログ

症例を医療安全の立場から検討する会

この日、通常だと症例を学問的なところから検討する若い医師の勉強会が開かれるところ、当院での死亡症例を医療安全の立場から取り上げさせてもらい、私が司会をしながら検討会を行いました。経過中多くの人が関わっているので、話し合いによってどこに議論が流れていくか、会の様子をみながら結論をまとめていかなくてはいけないところに難しさを感じました。発言する人のバランスを取りながら進行するようにも気配りしなくてはならないのですが、うまく運びませんでした。

医療は学問的知識だけで解決されません。そこには人と人とが織り成すサービスが複雑に関わってきます。コミュニケーションエラーがおきて問題となったり、患者さんのキャラクターに引っ張られたり、また他人の診断に引っ張られたり。後医は名医と言われますが、全体で振り返ることもとても大切だと思います。
病院全体として医療のレベルを上げることを目的にカンファレンスを開催することを明言し、誰か個人を批判しない。他人のエラーから学ぶ文化を院内に作る重要性を、医療安全をしているからこそ感じます。そこで多くの上級医が参加して意見を述べ、それを若い医師が議論の中から色々汲み取ってほしいと思います。

今後医療法が国会で改正され、医療行為に関わって死亡した事例を院内で検討するような仕組みを作らなくてはならなくなるといわれています。その下準備として、院内でのこのようなカンファレンスを定期的に行うことを今年の目標と考えています。