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日本の平均寿命が男女ともに80歳を超えました。

厚労省が日本の平均寿命が男女ともに80歳を超えたことを発表しました。男性は80.21歳で世界4位、女性は86.61歳で2年連続の世界一です。1960年台が70歳台だったそうですから、それから40年余りかけて10年寿命を伸ばしてきたことになります。しかし、手放しで喜べないのは医療費、社会保障費の増大がそれにリンクしてくるからです。医学の進歩、薬剤の進歩で一人にかかる医療費は増大の傾向があります。このままでは日本の国民皆保険は持たなくなるでしょう。厚生労働省は正直にこのままではもたなくなる状況を、国民に説明すべきです。そして予防医療に重心を移し、現場の医師にも強いていくことが必要です。大手企業では保険料の支払いを下げていくためにも検診とその後のフォローをもっと積極的に介入して行い、さらに歯科のケアも行っているそうです。
また、なんでもエビデンスをもとにして最高の成績を出した治療をすべての人に平等に使用する、というのにも限界があり、費用対効果を見極めながら制限をかけていかざるをえないでしょう。費用対効果を考えた医療をしていかなくてはならないのだ、と国は正直に話すべきだと思うのです。
また認知症にもこれから多くに費用がかさむようになるでしょう。先日、イギリスが取り組んだ認知症の発症を遅らせるプロジェクトがNHKスペシャルで紹介されていましたが、かなり国の医療費削減の意思が反映されていたものであったと思います。