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ブログ

膝をけがして

体だけは丈夫で自信があったのですが、運動にて膝を痛めてしまいました。やった瞬間、やってしまった・・・・という感覚があり、膝が折れた?と思った感覚を今でも憶えています。交通事故で骨折した人もこういう瞬間の感情って、ずっと忘れないのじゃないでしょうか。今回は十分ウオーミングアップもし、またこの3か月間は片道30分の通勤歩行を往復毎日してきて十分準備してきただけに、それでも傷を負ってしまった自分に大きく自信をなくてしまいました。
松葉杖をつきながら歩き、また階段も使えない、早く歩けない状態。まだ2週間も経過していませんが、考え方も確かに少し変わってきました。病院の中で足の悪い患者さんがいかに長距離歩かなくてはならないか。当院のデザインは決してユニバーサルデザインにはなっていないこと。また、たった1階だけ降りるにもエレベータを利用しなくてはならないという不便さ、それに伴う時間ロス。でもこの時間ロスをイライラ待つのではなく、読むものを持てば1論文の抄録くらい読める時間となります。また、季節により足の痛みが変わることも実感しました。天気の悪い日は膨張しやすくなるためか痛みが強くなります。すると足を下げているのも夕方になると辛くなります。それから人の本質がより見えるようになること。中には哀れだという、どこか嘲笑うような表情を浮かべる人。体重が増えて膝を痛めたのかとか、辛辣なことを冗談のようにいう人。痛くて困っているのにそれでも仕事を強いる人。かと思えば本当にやさしい言葉をかけてくれる人。街で落としたものを拾いにくそうにしていたら、さっと拾ってくれる人。
また今まで若い研修医の人たちと働いてきたこともあり、どこか張り合ってまだまだ自分は出来るというおごりがあったのかなと反省しています。今回の損傷も、自分のイメージでこれなら出来ると思っていたのが筋力がついていっていなかったために起きたことなのですから。自らの体を大切にするということを、そろそろ真剣に考えなさいという教えなのだと思って今回は深く深く反省している私です。