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MDS研究会 in 横浜

この日は神奈川MDS(骨髄異形成症候群)研究会が横浜で開催されました。昨日の若手の先生の集まりとは違い、大学病院の教授や部長先生たちが集まる会でした。
ここでは私がMDSで使われるビダーザ(アザシチジン)を用いてCMML(慢性骨髄単球性白血病)を治療した症例を発表しました。

CMMLに対してビダーザを用いた治療に関する論文は2013年から2014年にある程度まとまったものが出るようになってきましたが、治療効果も様々です。単球は炎症にも関係するため単球が多い骨髄増殖性疾患はその数が予後に関係する、という報告もあります。

また骨髄増殖性疾患では尿たんぱくが陽性となったり腎機能障害が悪化することもあり、骨髄増殖性疾患で認められるサイトカインが関係することが考えられています。本症例も急激な腎障害を伴った単球の増加をビダーザで抑えることにより、腎障害の悪化を食い止めた症例でした。輸血の多かった症例ですが振り返ってデータをみてみると、普段の診療ではみえなかったことが見えてきます。勉強させてもらった1例でした。