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持続型G-CSF製剤 ジーラスタが発売に

持続型G-CSF製剤 ジーラスタが発売になり、悪性リンパ腫の患者さんでも適応になってくるため、一体どのような人に・どのように使用するのか講演会に出掛けて聞いてきました。これまで悪性リンパ腫の患者さんは、日本の外来のやり方ではCHOPやR-CHOP療法後の7-10日目の頃に来ていただいて採血し、そこで血球が少ないと数日打つ、というのが一般的でした。しかし今度の製剤は何度も外来に来る必要がなく、抗がん剤投与後24時間以上経過して、1つのサイクルの治療で1回打つだけで良いのです。しかし当然血球は一時的に投与後2-3日後に3万/μL前後となります。その後7-9日目が一番WBC数が低下するようです。急激な血球増加が、動脈硬化がある患者さんなどには脳梗塞などが心配な気がします。また骨痛が起きそうです。一部の患者さんには遠方から頻回に通院する必要がありませんから朗報だと思います。すべての症例に適応とするのではなく(コストもかかるので)血栓症の既往や高いリスクがない患者さんで、化学療法の途中で熱がすぐ出るような人に使っていくのはどうか、と個人的には考えています。また悪性リンパ腫以外にも肺がんや乳がんなどにも使用することが出来ます。