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血液型の話②血液型は変わる

当院のクリーンルーム
当院のクリーンルーム

しかし、血液型と言うのは変わることがあります。
骨髄移植をした時に、O型の方がA型になることがあります。

骨髄移植とは、通常の化学療法よりもさらに強い大量化学療法を行うことです。
ただし、それを行うと骨髄の細胞がすべて死んで焼け野原になってしまうので、他の方から頂いた骨髄を移植して、息を吹き返させてやります。
この時に、もらう人とあげる人の血液型を合わせる必要があるのですが、その時に合わせる血液型は、赤血球の血液型より白血球の血液型が優先されます。せんだって話に出たように、白血球こそが自己/非自己を認識する主役であるからです。
白血球の型があっていれば、赤血球の型は異なるドナーから骨髄をいただくこともあります。すると、ドナーからいただいた骨髄の細胞が働きはじめるときに、新しい血液型に変わるのです。
ちなみに、血小板の方が、赤血球よりも生着が早いので、赤血球はA型、血小板はO型と二種類の血液型が同居している時期すらあります。性格のるつぼです。

移植後、血液型が変わった患者さんに「性格は変わりましたか?」と冗談で尋ねると「いや、全く」という回答が返ってきます。
血液型性格分析は、民族が少なく、同質性の強い日本ならではの神話なのかもしれません。