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11~12月ローテートした髙田です。

髙田 卓磨先生
髙田 卓磨先生

血液内科をローテートさせて頂きました後期研修医の髙田卓磨です。
病院で毎日のように行われている採血。その結果とにらめっこしている医師、医療スタッフ。私もその一人でした。血液内科をローテートするにあたり、自分の目標としていたことは「そもそも血液ってなんだろう」という、やや漠然とした問題に対し何らかの答えを掴むことでした。当院には神奈川県で一番多くの血液内科の患者さんが来院されています。それらの患者さんをずっと診ながら教育にも力を注がれる田中先生、バランスのとれた診療をされる玉井先生、小柄で優しくも熱意に満ちた神戸先生。それぞれに特徴があり、とても尊敬できる3人の先生方に御指導を仰ぎながらローテート研修を送ることが出来ました。
中でも白血病、多発性骨髄腫、悪性リンパ腫はメジャーな疾患であり、担当させていただく機会に恵まれました。それらの疾患の病態や発症のメカニズム、治療薬の作用機序などを勉強する中で分かったことは、血液学に重要な知識は分子生物学であり、とりもなおさずそれは「免疫学」ということでした。

これまで研修医時代を含めすべての内科を回ってきましたが、免疫学に精通する機会はありませんでした。T細胞、B細胞、好中球、マクロファージ、染色体、遺伝子・・・。それぞれが相互作用し、血となり肉となり今の私たちを作っているのだなと感じます。「発熱性好中球減少症で熱がでる機序は?逆に白血球が少なくても熱が出ない人がいるのはなぜ?」疑問は尽きませんが、血液というよりも免疫学の難しさ、面白さに触れた2か月間だったと思います。短い時間ではほんの目次を見たに過ぎないと思いますが、貴重な経験をさせて頂きました。
今後はiPS細胞や移植医療が発達し、益々血液内科が発展していくような気がします。そういった視線を少しだけ兼ね備えることが出来たことは幸せであり、今後の自分の生き方や進む道にも影響を与えてくれた2カ月間でした。
患者さん、スタッフの先生方、医療スタッフの皆様方、本当にありがとうございました。

                                       髙田 卓磨