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ブログ

在宅でできること

骨髄移植後では様々な合併症がおきます。そうはいっても私は移植に従事してこなかったので大変な姿はまだみていないほうともいえます。リンパ浮腫がどうしても改善しなくて頻回に下肢の蜂窩織炎を繰り返していたかた、皮膚の乾燥が著明にひどかったかた、体力、筋力の低下が著しかったかた。今回当院には同種骨髄移植後に閉塞性細気管支炎という肺炎がひどくなりガス交換ができなくて入院されてきた若い人がいました。肺移植も検討されていましたが、みなでいろいろよく話し合い、最終的には呼吸器をつけリハビリをし在宅に戻りました。来たときのような意識もうろうではなく、行動の制限はあるけれども自分で食べたいもの、やりたいことをしっかり表現し行えるようになって帰りました。その自宅にスタッフで訪問してきました。部屋はたしかにミニ病室となっていました。彼の診療にはいろんな人がかかわってくれています。私は呼吸器の知識も浅く、さらにまた自宅で使える機械についても全くわかりませんでしたが、呼吸療法部、リハビリのかたで手配してもらい、自宅改修を行い、準備をすすめてきました。部屋には酸素圧縮機に吸引器、ベット、それでもまだスペースはあり、洗面所には頭洗いリクライニングやら座れる風呂などいろいろ揃えられ工夫されています。訪問看護は他院の先生にお任せし、血液に関しては安定しているので家族の心の負担を軽減する意味もあり外来には家族だけきてもらうこととしました。本気で<これがしたい!>と思えばここまで医療のサポートが得られるのかと感心し帰ってきました。お母さんがはじめ相談に来られたときのことを思い出しました。でも自宅で穏やかに過ごさせたい!その強い思いが人々を動かし実現させたと思うのです。なんでも思いって大切だな・・・・・。