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千葉の病院にて手術中止のニュースから

千葉市立海浜病院の心臓血管外科で手術後に患者の死亡が相次いだため、7月6日保健所の立ち入り調査が行われ全ての手術を中止することを決めたというニュースが報道された。今年に入り千葉県がんセンターでも同様に腹腔鏡の手術で死亡が相次いだということで、保健所の立ち入り調査が行われた。

群馬大学における腹腔鏡の手術の問題、小児耳鼻科手術後管理の問題と、今年は医療安全に関する大きなニュースが続く。厚生労働省は手術合併症の率を出すことを求めたり、院内内部にて検討会をするなど医療安全対策を手術分野に対しても求めていくと報道されていた。手術には合併症なしというものはい。しかし合併症として処理されてきた事例であっても、一人の医師で続くのであれば問題が隠れている可能性がある。これまで報道されているケースも、誰かがおかしいと思っていたはずだ。我々の病院では手技における合併症でも再度手術を要したり、処置が必要となるケースについては、医療安全への報告をお願いしている。1回では責められないが、これが続けば病院として調査に入ることを検討する。手技をする先生方は面倒と思われているであろうが、世の中はそれを求めてきていると思う。小さいミスに気づき、それを修正することが大きな事故予防につながることは実証済である。その文化を病院の中で醸成することこそ医療安全である。