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初期対応の大切

韓国のMERSの報道は最近下火ではありますが、患者が爆発的に増えたときには初期対応のまずさが散々報道されていたことと思います。それから1か月もたっていないのに我々の地域でも実際には医療現場の初期対応も決していいとはいえないと思うことがありました。
この暑い夏なのに、当院救急にインフルエンザの患者さんが搬送されてきました。しかも一人ではなく複数、連日でした。施設に入所中のかたであり職員も発生しているとのこと。そこではデイケアも行われているとのこと。その後大きな広がりはみせていませんがこの時期に多数罹患するのはやや不可思議です。

おかしい!と思うのはやはり現場の医師です。複数のあれっと思うことが起きたら臨床医は保健所に連絡し、早く初期対応をするように動いてもらうしかありません。当院ではさっそく感染症医に保健所への連絡をお願いしアウトブレイクを抑えるように指導をお願いしたそうですが、行政が違うと動くことができない・・・などの理由から思いのほか対応が遅かったようです。残念です。デイケアを止める、入所者の予防内服、職員全体の検査を行うなど、施設には常勤の医師がいるでしょうが一人では対応が難しいと思われますので、そこでこそ保健所が入りアドバイスするなり関係する医療機関に応援を頼んで早期に対応する必要があると思います。軽症のケースでやっておけばこれが訓練となりいざ大きなことが発生したときにすぐに動きやすいのに・・・と思ったのでした。