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好酸球増多症の病理検討会

当院に病理の常勤の先生がおみえになられてから、CPCといわれる臨床病理検討会がしっかり毎月行われかつ質も改善し非常に勉強になっています。他院に比べて上級医の参加が少ないのが難点ですが、私はできるだけ参加するように努めています。
この日行われたのは3年前に好酸球性肺炎の既往があり安定されていたかたが、1か月ほどで急激に好酸球が増加し脳梗塞をおこし、その後治療する間もなく急変されくも膜下出血でなくなられた症例でした。好酸球が末梢血で60%にもなるのは好酸球性血管炎性肉芽腫症(EGPA)かHES,慢性好酸球性白血病であることが多いと思うのですが、この症例のように急性の経過をたどるのはいずれもまれであり解剖がなされました。最終的には病理学的に血管炎の所見がみられEGPAに最も近い像であるとの診断でした。多くの臓器に病変がありました。この病名かつてはチャーグストラウス症候群といっていた疾患ですが今はそのように呼ばないのだとか。数年前に改定されたようで、それすら知らなかったことにショックをうけた私でした。やはり内科系であっても知識をアップデートするのに手が抜けない時代です。