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災害から思うこと 自分の身を守る動物的勘

今年は8月末から雨続きで局所的な大雨も多く、この日ようやく病室から富士山がきれいに見渡せた。
先週休暇で訪ねていた伊勢や鳥羽、浜松までもが台風被害で大雨、冠水だったと思ったら北関東では鬼怒川の決壊という大災害がおきた。その映像は、この現代でもこんなことが起きるのか・・と驚かされたものであった。日本の堤防は土で出来ていることが多く、水が乗り越えると堤防を削り、脆くなって決壊するのだという。それにしてもあれだけの濁流が突然住宅街を襲ってきた状況で、亡くなられた方の人数はもっと多くてもおかしくない災害だと思われた。皆2階や屋根に逃げたり、電柱につかまって救助を待ったり。流されても救助され生き延びるという、生きるための動物的本能により、必死で行動されたであろう姿が映像で流された。他人事ではない。最近の雨の降り方をみると鎌倉でも崖や谷戸と呼ばれる急な斜面も多く、崖崩れも心配だ。昨年は病院前も大雨後冠水した。行政の警報発令がなかったなど、他人のせいに出来るものではない。雨の降り方は以前とは違ってきている。災害は予測される事態で起きるとは限らない。自分の身を守る動物的な勘、本能をいかに身につけておくのか。人間が問われているような気がする。