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労働力の不足をどのように補うか?

4月にはたくさん入った看護師も、毎年年末から年度末にかけて退職者が増え不足してくる。我々病棟をもつ医師にとって非常に深刻な問題で、これには7対1看護体制の問題もある。これは患者7人に対して看護師1人が常時勤務するシステムで、診療報酬加算が加えられていることから各医療機関がこの体制の採用を開始し、それにより看護師不足に拍車をかけた。人件費は高騰し、無理な7対1体制をするために休みが十分取得出来なかったり、また病棟に力を注ぐため外来の人員配置が軽視されてしまう。
さて、話は変わるが他の職種では労働力不足はどうなのだろうか。しばしばシステムエンジニア不足の声がきかれて久しいが、それ以外はどうだろう。ちょうどあるテレビ番組にて労働力の不足と題して全国の労働人口の増減を調べていたが、その中で全国都道府県のうち半数以上で労働人口の減少がみられていた。関東はかなり良かったが、決して東北とか北陸とかだけではなく東海地域、隣りの静岡県でも減少していた。これからもこれは加速的に進み、北陸方面では外食産業で接客するものの不足、雪かきなどの公共的な業務、建築関係などなど、人出が足りないために廃業や業務縮小などが出てきているという。という現実と同時に、あるハンバーガーショップでは接客する業務の年齢制限を撤廃して高齢者でも雇用することを開始。ただし時間を調節して長時間出勤しないようにしたり、複数の仕事でなく特定の仕事に限ってやってもらうようにしたり工夫しているという。
医療は生命を扱うだけに簡単にボランテイアやどんな人でも雇用というわけにはいかないのだが、まだまだ働けるのに定年を迎えた患者さんの話で家でぶらぶらしているというのを聞くと、もったいないな・・・、何かやってほしい!と思わずにはいられない。病院案内や送迎、少し訓練したら院内での検査出し、院外薬局へ薬を受け取りにいくこと、内服の確認など。それほど高額でなければ手助けが欲しいという人はたくさんいるので、その繋ぎ役をやってくれるサービスが出来たら良いのにと思う。