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血小板増多症と妊娠

関東にも雪がふりました。
さて、特発性血小板増多症という血液疾患があります。骨髄増殖性疾患の一つで、健診でのデータ異常で指摘されたりすることも多い疾患ですが、頭痛や手先の色が悪くなる、または出血や血栓症を起こして診断されることもあります。予後は良い疾患ですが、平均年齢が60歳程度とされる中で40歳以下も20%程度いるとされます。そのような年齢のかたが出産を考えるとするとリスクはどうなのか?と家族のかたより質問を受けたことがあります。
実は血小板が多いと血栓症は出来やすくなるわけで、妊娠した血小板増多症の人の43%に流産があったという報告があります。特に妊娠初期にそれは起こりやすいとされます。前もってバイアスピリンを飲んでいたり、ヘパリンをすると流産の頻度が減るという報告もあるようです。
若い女性患者さんの場合には、担当医は計画的な出産を行う必要があります。また妊娠の経過中に血小板は下がる傾向になるということ。これもおもしろいことですが、理由は不明です。