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術後の血小板増多症

脾臓の手術後に血小板数が100万/μLを超えて、コンサルトを受けたことがある。骨髄の病気じゃないですか?というわけである。
血小板はほとんどの人が45万/μL以下に収まっていて、45万/μLを超えてくるとこれは異常か?ということになる。しかし50万/μLくらいまでだと、鉄欠乏性貧血の人や感染症から戻った人などでは、しばしばみられる。脾臓には約1/3の血小板がプールされているので、それが手術でなくなれば一過性には血液中に血小板数が多くなるのは当然である。しかし100万/μLにもなる??経験的には100万/μLともなれば、我らが骨髄疾患だ~と思っていたが、そうでもないらしい。文献的なところでみていると、100万/μLを越しても反応性である率は70%くらいもあるとのこと。その内訳では感染症、脾臓摘出後、悪性疾患、外傷、炎症性疾患などが続くようだ。反応性の場合には症状が少ないことも多く治療は不要のこともあるが、血栓症をきたしたり、100万/μLを超えてくると出血しやすくなるため、血小板のコントロールが必要になることもある。