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Kanagawa MPN forum 2016 in 横浜

1月29日横浜でKANAGAWA MPN Forum2016がシャイアー・ジャパン㈱主催で開催されました。神奈川県の各大学教授が来場予定とのこと、また演題をだしてほしいという依頼があり、当院での本態性血小板増多症の症例をまとめて発表しました。
53例の症例のまとめとなり、平均年齢は世の中の一般統計などより高齢である70代となりました。しかし50代以下の若い症例も8例あり、それらのフォローがきちんとされているのが4例でした。患者さんは健診異常などのデータの異常で来ることが多く、症状をもたないことが多いのですが、血小板数が100万/μLとなると血栓症や胸部症状をもつ例が増えました。また、血小板数が150万/μL以上となると逆に出血が多くなるといわれていますが、当院の症例は150万/μL以上でも出血症例はなく、無症状の人もいました。
経過中血栓症を起こしている人は、ほとんどがバイアスピリンが入っていても血小板数は60-70万/μL程度でした。JAK2変異の測定は全体の34%でなされていましたが、うち半分がJAK2陽性でした。
また、今回は発表にあたり骨髄生検を自分でみてみました(血液内科医は骨髄穿刺のスライドはみても生検のスライドをみることは少ない)。生検の検体は、1cm以下であったり挫滅が強いとなかなか評価が出来ないことがよく分かりました。病理の先生に正しく評価してもらうためにも、1cm以上でしっかりした検体が必要です。またJAK2陽性かどうかをスライドで判断するのは見慣れていない者には分かりにくいのですが、全体的に過形成が強いことは分かります。以上の内容を発表しました。
 また北里大学病院と横浜市大からはアグリリンの使用症例をまとめて発表、特別講演は順天堂大学の小松教授が骨髄増殖性疾患のレビューをして下さいました。