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ブログ

2つの病院で働くということの弊害

湘南鎌倉総合病院のある地域は植木、玉縄という地域だが、そこで品種改良された玉縄桜は早咲きの桜であることが知られている。一部の木ではすでに花が開いている。
さて、ようやく1か月間の成田での生活が過ぎた。日によって自分の気持ちがコロコロと変わるが、今週は涙が出てくるほど辛く、小さなことにもイライラしてしまう自分がいる。何が辛いか・・・。
まずその1.単身赴任のような2重生活は体が疲れを覚える。こちらの生活に慣れたと思うと、また違うところでの生活。掃除はあまりするほうではないが、こまめに汚れを拭き取ったりということがないので、1週間経つと汚れが目立つ。また、その週掃除をしないと2週後になるからさらにほこりが目立つ。成田の家は病院で用意してもらっているが、ベッドが違うと夜中に目が覚めることが多かったり、道路の音が気になって目が覚める。”家”という生活が、体を休めるうえでとても大切なのだということが分かる。
 2つ目は成田で行う仕事とこちらで行う仕事の違いだ。成田では初診で来院された一般内科の患者さんを次から次へと診ていく。他の専門内科の先生はいないから、解らなくてもすぐに頼ることも出来ない。また来院患者も増えているため、自分一人がこなさなくてはならない。これも頑張ってはいるが、だんだん辛くなってきた。鎌倉に戻れば血液内科の治療をしなくてはならない人を1.5日の間に集中して診なければならない。患者さんの見方も違うから、頭の切り替えが必要だ。患者さんの中には症状があっても予約日まで我慢している人がいて、悪くなって来院する。この対処にも時間がかかり、また他の先生に入院をお願いしなくてはならない。鎌倉の外来も毎回50人を超え、ヘトヘトである。さらにここに入院患者さんのトラブル、重症患者さんの面談、病院全体の医療安全問題にハラスメント問題。発狂寸前である。

この1か月で思ったことは、どっしり病院にいなくてはならない人はいなくてはならない。またがんのまだ治療をしている人の主治医は患者に何がおきるかわからないから病院にいなくてはならないのだ。患者が安心していつでも相談できる、安心して治療をする場を提供する。それこそ大切なことであろう。中途半端な仕事はすべきでないと今つくづく感じている。それがとてもつらい。