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リンパ腫の人にPET検査をやるとき その1

患者さんから質問を受けた。「リンパ腫の人ってどんな時にPET-CT検査やるのでしょうか?」
それについてまとめてみます。

悪性リンパ腫の人にPET検査をやるときは大きくわけて
1.初診時(診断時)
2.治療後(治療評価) 
3.海外では研究などで治療途中で効果判定に行う 
とされます。
まず1.について。悪性リンパ腫には色々な組織があり、PET検査が陽性で出やすいもの、そうでないものがあります。ぜひやったほうがよい組織型はホジキンリンパ腫、びまん性大細胞型、濾胞性リンパ腫 gradeⅢ、 低悪性度リンパ腫から急激に進行した場合です。低悪性度リンパ腫(濾胞性やmarginal zone lymphoma、小リンパ球リンパ腫)や末梢T細胞性リンパ腫では陽性に出にくいともいわれます。初診時にPET検査をすることにより、CTだけの時に比べてステージがより進行期に入るのが8~20%あるとされますし、骨髄浸潤は感度が高いこと、また活動性の高い組織がどこか分かり、生検するときの参考になります。しかしバーキットリンパ腫やびまん性大細胞型で進行速度が速い、また合併症が出ていて治療を急ぐべきときには治療開始が優先されます。治療後については次回。