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リンパ腫でPET検査をやるとき その2

玉縄桜と病院の建物です。少し散りかけています。
さてリンパ腫でPET検査をやるとき、治療後の評価としての話です。
治療後には評価として一般的にCTを行いますが、今は新しいLugano評価というものがあって、CTにPET検査をあわせる治療評価基準が出てきています。CTでは腫瘤状のものが残っていても、活動性が残っているのかどうか不明なことがあります。それを見るためにもPET検査を行って陰性であったほうが、より確実な治療効果寛解ということが言えます。
ところが治療後すぐに評価してしまうと擬陽性、偽陰性となることがあります。G-CSF(白血球をあげる薬剤)を打ってしまうと3週間位は骨髄がPETで光ってしまうようです。よって行う時期も考えなくてはなりません。感染症があるとそこも光ることがあるので注意が必要です。
またPETが不得意な臓器として脳、腎臓、心臓、腸管(生理的に光ることがある)が挙げられます。そのためCTとともに評価することも大切です。残存病変に対しては放射線治療を追加したり、あるいは全体的に残っていれば新たな化学療法を引き続き行ったりします。
治療の途中で行うことでそのまま同じメニューを継続して良いのか、寛解しやすいのかを判定するやりかたをしている国もありますが一般的ではないこと、日本ではコストも高い(10万円程度)ため途中で行うことは現実的にはされていません。