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赤芽球癆と妊娠

赤芽球癆とは血液を作る工場である骨髄で赤血球だけが産生されなくなる病気で、様々な原因が知られている。原因が特定出来ないものを特発性、その他に薬剤、胸腺腫関連、悪性リンパ腫関連、ABO不適合幹細胞移植後などが知られている。シクロスポリンなどを用いた免疫抑制療法を一般には行い、治療薬の効果は高いが中止すると再燃することも多い、やっかいな病気である。
ところが稀に妊娠に関連してもおきる。症例は非常に少ないが、若い女性で赤芽球癆になったら妊娠を疑うこと、と書いてある。妊娠のいずれの時期にもおき、多くの人は出産すれば3か月以内に自然に貧血は治る。それまで輸血で頑張る、というのが治療である。子供に影響はでない。ただ、問題は次の妊娠でも再燃する可能性があること。そのような場合に主治医だったらどちらを薦めるか。とても難しい問題だ。