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二次性の骨髄線維症について

2次性の骨髄線維症は骨髄腫瘍に伴わない骨髄線維化を呈する病変をいう。
疾患としては、
(1)転移性腫瘍
(2)結核などの慢性肉芽腫性炎症
(3)SLEなどの自己免疫性疾患
(4)糖原病、脂質代謝異常症

線維化は限局性で皮質骨周囲により強い傾向がみられる。
巨核球の異常や増加はなく、リンパ球やマクロファージなど多彩な細胞増多をみる。

骨髄転移性腫瘍は上皮性腫瘍がほとんどであり、サイトケラチン陽性である。
造血器腫瘍にみられる線維化と転移性腫瘍との違いは、転移の場合には骨髄線維化が瀰漫性にみられ、また破骨細胞と骨芽細胞が多くみられる。骨硬化の病変では特に皮質骨の増生が強く、男性の場合には前立腺がん、女性の場合には乳がんを考える。
溶骨性の転移もあるが、溶骨性の時には結核が隠れていないかも注意する必要がある。