湘南鎌倉総合病院
  • 湘南鎌倉総合病院ホーム
  • 湘南鎌倉総合病院アクセス
  • 湘南鎌倉総合病院お問い合わせ
  • 湘南鎌倉総合病院プライバシーポリシー

ブログ

高齢者の運転

前回の話からの続き。
認知症傾向がある患者さん。家では色々な問題がおきているようだが運転はもともとよくなさっていたそうで、近所へ行くには車を運転しているということだった。え~、大丈夫なのかしら??
危険な時とっさの判断は無理だろう。パニックになってしまうに違いない。危険だ。こういうことがか重なってニュースになるような大きな事故が起きているのではないか・・・。私はすぐにでも止めさせたいが、認知症の患者さんには「反発しないように、理解してもらえるように時間をかけてゆっくり説明することが大切だ」と先日購入した本に書いてあった。そこで患者さんにはダメというのではなく、やんわりと危ないことはないかと聞き、少し気を付けて、だんだん運転は止めないとね、と話した。
ちょうど4月20日の日経新聞に高齢者の運転についての記事が掲載されていた。運転免許証の返納を促す取り組みが全国で広がっているという。運転免許センターに看護師を配置して医療的に問題がありそうかどうか見極めたり、その後粘り強く説得することで返納率が増加しているのだという。しかし実際には交通手段がなくなることで活動範囲が狭まったり、病院に行けないなどの問題も出てくる。これに対してタクシー料金を補助する制度を始めている自治体もある。
高齢者の事故はニュースにはならなくても多発しているという。普段の診療の中からも、怪しいと思うときには我々医師がアドバイスしていくことも必要であろう。