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B型肝炎の活性化に注意する薬剤はたくさんあります。

悪性リンパ腫でR-CHOP療法を行う血液内科医は以前からB型再活性化には注意を払ってきた。治療前にはB型肝炎の抗体、抗原をもっていないか必ず測定をし、ウイルスがいれば抗ウイルス薬を投与しながら治療をするし、また抗体が陽性なだけであれば途中ででてこないかウイルス量を測定する。(これが時に落ちてしまうのだ)

最近は抗がん剤治療も様々なものが増え、また高齢者でも副腎皮質ホルモン(ステロイド)を大量を使用することもあるしリウマチでは免疫抑制剤がたくさんでており、それにより免疫抑制がかかり結核をはじめとした感染が問題になっている。これらはいずれもB型肝炎再活性化のリスクがある薬剤である。完全には予防できないとされるものの、治療前スクリーニングによりHBVウイルスの再活性化のリスクが高い人を把握ししっかりモニターし早期に治療を開始することが重症化を防ぐうえでも必要であるとされている。下に添付文書上にB型肝炎ウイルスの再活性化の注意喚起のある薬剤をあげておきます。(すべてではありません)やはり血液内科医が扱う薬剤が多いのがわかります。再度使用している患者の肝機能見直してみようと思います。

シクロスポリン(ネオーラル)、アザチオプリン、タクロリムス、サイモグロブリン、各種ステロイド
<抗がん剤、造血器腫瘍関連>アーゼラ、テイーエスワン、フルダラ、トレアキシン、ベルケイド、メトトレキセート、ポテリジオ、リツキサン、マブキャンパス、ジャカビ、ファリーダック
<リウマチ薬>ヒュミラ、オレンシア、アラバ、レミケード、エンブレル、シンポニー、シムジア、ゼルヤンツ、アクテムラ、リウマトレックスなど
<参考:Bristol-Myers Squibb 資料>