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ブログ

透析医療を最初からみつめてきた女性医師の講演

昭和43年に人工腎臓、透析が始まったときからその診療に携わり、その後阪神大震災の中で奔走、喜寿になる今も神戸で複数の透析クリニックを経営される女性の先生 酒井瑠実先生が当院の腎臓内科主催のセミナーに招聘されて院内で講演をされたので聞きにいきました。透析医療がまだなかった頃の腎不全患者さんの水分制限が厳しかった時代の話に始まり、透析が始まった頃はそのコスト高ゆえに田畑を売って治療費を工面したり、患者さんが支払いが出来ず逃げ出すようなこともあった・・・という話など、透析の歴史の話は興味深く聞かせていただきました。
先生は透析の患者さんに自己管理をさせるという意識づけを積極的に行っていて、患者さんに透析のラインを組み立ててもらったりすることも。診察券には常に最新の透析条件が書かれているものを持たせているそうです。また自宅で寝ている間に透析を行うことで長時間透析が出来、また家族の時間などを生み出せると教育をして、自宅透析を試みているかたもいるそうです。
透析は基本的に週3回、1回3時間と思っていましたが、合併症やかゆみ、骨症状、胃腸障害、色素沈着なども含めて長時間透析が良いということも訴えてました。
それにしてもエネルギーのある先生だな~と思いました。酒井先生の研修医時代は女子も少なく辛い差別などもあったであろうにと思いながら、年齢を感じさせずまだ新しいことにチャレンジする姿勢を勉強させてもらいました。