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中枢神経リンパ腫 

悪性リンパ腫が脳だけに出ているものは原発性中枢神経リンパ腫といわれ、再発時に出てくるものを2次性中枢神経リンパ腫という。
リンパ腫の初診時から頭に病変があることは少ない。その後に出てくるものとしては精巣リンパ腫、乳房リンパ腫、副鼻腔、副腎などが知られているが、あとは文献により骨髄、肝臓、腎臓などと書かれているものもある。また血管内リンパ腫といわれるリンパ節を形成しないで血管内にリンパ腫病変が広がるリンパ腫では最初から中枢神経病変が存在することがしばしばある。バーキットリンパ腫でも中枢神経浸潤が多い。
これらの病変に対しては中枢神経に病変がなくても予防的に髄注の抗がん剤投与をしたり、大量MTXが入るメニューを行う。それ以外のもっと多い瀰漫性大細胞型、濾胞性リンパ腫ではどうしたら良いか。濾胞性リンパ腫では中枢神経再発の頻度は低いため、よぼど腫瘍量が多い場合を除いては予防投与はされていない。瀰漫性大細胞型でも最初からすべての中枢神経予防をしなくてはならない、とは書かれていない。しかし骨髄浸潤があるような症例や、非常に悪性度の高い場合には行うようにしている。