湘南鎌倉総合病院
  • 湘南鎌倉総合病院ホーム
  • 湘南鎌倉総合病院アクセス
  • 湘南鎌倉総合病院お問い合わせ
  • 湘南鎌倉総合病院プライバシーポリシー

 

単球の働き

1.Migration,chemotaxis
2.Phagocytosis
3.Killing,granule release

好中球と違うところでは抗原を加工して抗原提示できるところの役割が大きく違う。また単球は好中球と比べて寿命が長く、ゆっくり循環から血管系に流出し、半減期は12~24時間である。(好中球6~7時間)
Dendritic Cell:抗原提示のスペシャル細胞 単球から分化していると考えられている。皮膚(Langerhans)、リンパ節のgerminal center、消化管や呼吸器の粘膜に存在。抗原を取り込み分子レベルに分解し、細胞表面に表出させる。そしてそれを認識してくれるT細胞のところで遊走する。

抗原提示細胞としての働き:Dendritic CellマクロファージB細胞により担われている。また抗原提示する細胞には共刺激分子“CO-stimulatory  molecules”としてCD40、CD70,CD86などが存在し、これらは免疫細胞の反応を調節している。これらの反応を調節する薬剤が開発されている。また“Co-stimulatory  molecules'’はAPCとT細胞の働きにも大きく関連しており、それにはCD28(T細胞側)とB7(APC側)CD154(T細胞側)とCD40(APC側)、CD2(T細胞側)とCD58(APC側)などがある。ここを抑制する抗体と分子を用いれば、免疫抑制がかけられると考えられる。

また、単球は好中球と比べて細胞内奇生生物を殺すのには強い。リステリアやマイコバクテリアである。また活性化すると多くのタイプの腫傷細胞も殺すことが出来る。また単球は血小板と反応するような構造を表面に表出して血栓とも関連する。この目的ははっきり解っていない。単球はプラスミノーゲンアクチベーターのソースであり、血栓の形成を限定し血栓溶解と関連があるのかもしれない。

<参考:Hematology in Clinical Practice Lange fifth editionより>