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宗教による医療差別

朝晩の空気が急に涼しくなりました。寝冷えして風邪をひかないようにしなくてはなりません。涼しくなるとまた富士山がきれいに見えるようになります。この日は夕焼けがあまりにも美しく、ちょうど夕食の配膳をしていたナースエイドさんが教えてくれました。さっそくフィルムにパチリ。あー、これだけで夕食のごちそうになりそうです。
さて、今日は宗教による医療差別のお話しを少し。

私は特別に宗教を持っていない普通の日本人です。だからどの宗教がどうとかの意見は全く持ち合わせていません。でも医療現場では宗教による医療差別がまともに起こっています。この数年でも何例もそのような差別を見てきました。全ての先生がそのようなお考えではないにしても、大学病院・公立病院が病院としての姿勢ということで輸血が出来ない患者さんを断る姿勢を打ち出しています。それゆえに治療が遅れてまわってくる人も多くいます。県を飛び越えて治療をしに来ていた患者さんもいます。ありがたいことに我々の徳洲会の組織では”患者さんのために”、ということで治療を引き受けることに寛大であります。しかし将来は院長が変わり、組織が変わればわかりません。 そのような宗教を信じているからそれは自己責任、という考え方もあります。しかし輸血するかどうか分からない程度の状況でも、緊急の時にそのような処置が出来ないのは危険という、それだけで治療から追い出してしまっている。先日は大学病院の院長許可が下りなかったケースを聞き、非常に残念に思いました。組織やガイドラインを出した学会と戦ってまで治療をやろう、という先生は少ないでしょう。その他にも難しい治療に追われている患者さんはたくさんいますから。このような状況は今後も続くのでしょう。悲しいことです。