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11月ローテートの須田です。

 皆様初めまして。11月中に血液内科で研修させていただきました、HO-1の須田 倫之と申します。当院での初期研修の内、最も大変(?) と言われる内科研修の最後の1ヶ月間を血液内科で過ごさせていただきました。
 血液内科での研修は語弊があるかもしれませんが、お世辞抜きに楽しかったです。田中先生を始めとして医師、病棟看護師、看護助師、薬剤師、臨床心理士、理学療法士を始めとするリハビリ師、MSW、担当事務の方々。皆様には大変お世話になりましたが、きちんとお別れの御挨拶をする前に次のローテーション科へと移動となってしまったこと、この場をお借りして改めてお詫びさせていただきます。

  

さて、“研修終了に際して、ブログに記事を書いてください”と田中先生から指令をいただき、正直どうしたものかと悩んでおりましたが、血液内科を通して感じたことについて、少しばかり触れさせていただこうと思います。
 田中先生に提出する文章で田中先生について言及するのも如何なものかとは思いますが、血液内科を語る上で避けては通れない道ですので、まずは田中先生について少しばかり。
血液内科を通して感じたのは、田中先生の圧倒的な存在感です。患者さんからの信頼、患者さんへの配慮、先生自身のキャラクターetc 枚挙に暇がない田中先生の絶対性と申しましょうか。当たり前のことではありますが、田中先生抜きには血液内科は回りません。Dr.Tanaka for all. All for Dr. Tanaka. この言葉が当院の血液内科を体現しているように、私は感じました。こう書くと田中先生の絶対王政のように聞こえるかもしれませんが、実情は田中先生トップダウンの指揮系統というのではなく、田中先生を中心、核として同心円上に広がっていくという印象が強く残っています。
病棟の雰囲気は、血液内科研修前は排他的な印象が少なからずありましたが、回ってみるとそんなことは皆無で、この1ヶ月間病棟の方々には随分と助けていただきました。
チーム医療に欠かすことのできない入院中の方、患者さんとのことについては、いい意味でとても刺激的でした。お話させていただく度にこちらが“ハッ”とさせられることが多々あり、今回の研修ではそれが一番勉強になったと言っても過言ではありません。
その中でも一番強く印象に残っていることがあります。これは自分にも言えることではありますが、いくら医療人でも人間ですから、自分本位になるタイミングが絶対にあります。でも、それは褒められるようなことではないですし、可能な限り表に出すべきではないと思います。ただ、そのような強制を続ければ自分が潰れてしまうわけで。この二律背反の中で、最終的に自分が何を選択するのか……まだ自分自身で答えを出せてはいません。上手く折り合いをつけるにしろ、その答えは各医療人によって変わってくると思います。そのヒントになりそうな言葉がありました。入院中の方とお話ししているときに患者さんが仰っていた言葉ですが「私は何も出来ない。ただ『ありがとう』と思った自分の感情を素直に伝えることしかできないの。でも、そういった感謝っていうのは、せっかくなんだから口に出すの。『ありがとう』っていう気持ちを隠しておくのは損ですよ」