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コロナウイルス感染症について

今回は海外で報告されている感染症について紹介したいと思います。 今では手軽にかつ費用も安く海外へ行ける時代となりました。ですが日本と違った環境では注意しないといけない事項も多くあります。

2012年9月23日に英国からサウジアラビアとカタールへ渡航歴があり腎不全を伴う急性呼吸器症候群の患者についての報告があった、とWHOが公表しました。
元来健康であったカタール人の男性で、発症前にサウジアラビアへの渡航歴がありました。
9月3日に症状が出現し、カタールから英国へ緊急移送され検査をしたところ新たなコロナウイルスと確認されたそうです。
その後も各国からWHOに報告があり、まとめると新種のコロナウイルスに感染したと確定された患者は合計で9人となり5人(うち3人は死亡)がサウジアラビア、2人はカタール、2人(2人とも死亡)はヨルダンから報告されています。

コロナウイルスとは

<横浜市スポーツ医科学センター HPより>

コロナウイルスは1965年に風邪患者から発見されました。直径80~160ナノメートル(ナノは10億分の1)で、ウイルスとしては大型の部類になります。球形で周囲にとげがあり王冠に似ていることからコロナ(太陽の光冠)ウイルスという名が付けられました。
新型コロナウイルスはこれまで人から検出されたことはありませんでした。
コロナウイルスはウイルスの一つで、人に罹患した場合、普通の風邪から重症急性呼吸器症候群(SARS)まで様々な病気をおこすものが含まれます。
今回新型コロナウイルスと確定された人たちに共通している症状は、急性の重症な呼吸器症状で、発熱や呼吸困難を伴っています。一部では腎不全や、死亡報告もあります。
家畜家禽のコロナウイルス病は哺乳動物や鳥類に様々な疾病を引き起こしますが、SARSのように重篤な呼吸器疾患を引き起こす疾病はありません。

感染経路

今現在の段階では、明確に分かっていません。限定的なヒトからヒトへの感染なのか、人間がこのウイルスにどのようにして感染するのかも調査中です。
新型コロナウイルスに対するワクチンも未だありません。
どのように感染するのか明確に分かっていないため、呼吸器感染を予防するためには一般的な感染対策をとることが推奨されます。人混みにはなるべく行かない、手洗いの徹底と言えるでしょう。

海外旅行の制限

現在WHOはこの感染症に感染する渡航や貿易の制限は推奨していませんが、海外に行かれる方は常に最新の情報を入手して行くようにして下さい。
インフルエンザの流行もあり、外来患者さんや面会にいらしたご家族が時に備え付けのヒビスコールジェル(アルコールジェル)で手の消毒をされている光景をよく見かけるようになりました。それだけ多くの人が“手洗いが感染予防の第一歩”と認識しているためだと思います。しかし残念なことに多くの人が3~5秒程度、掌にこすりつけるだけで終わっています。
以前も書きましたがアルコールジェルを使用する場合20~30秒かけて下さい。
せっかく手洗いの習慣がついたのですから、正しい方法で行うようにしましょう。

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