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ブログ

日本感染症学会総会にて

日本感染症学会で、昨年当科をローテーションしていた渡辺先生が症例の原因と突き止めて発表しました。なかなか良い出来でした。発表した渡辺先生のコメントがありますので、研修医ブログをご覧ください。
さてこの感染症学会、なかなかおもしろい話題がたくさんあり、私たちの領域も感染症抜きではやれない領域でありますから、普段の知識をアップデートするためにも出たほうが良い学会だと思いました。
特におもしろかったのは、昼のランチョンセミナーで語られたプロバイオテイクスの最新の話題で、愛知医科大学山岸由佳先生が発表されました。よくぞ、と思えるほどにまとめられていて、あっぱれという発表でした。私ももともと腸管免疫には関心があるのですが、炎症性腸疾患(クローン病や潰瘍性大腸炎)のみならず、糖尿病、肥満、アレルギー疾患などなど各種疾患に影響しているとは・・・。昨年『Nature』という有名な科学雑誌の中でも話題トップテンにあがった領域なのだそうです。腸内の細菌はたとえ家族で同じものを食べていても一卵双生児でも同じではないそう。本当に個人が違うのと同じように、腸内細菌の組成は違うのだそうです。腸の中というのは体の外です。外界なのです。細胞の外なのです。動物の研究では便を観察するのだと動物学者は言っていますが、やはり人間も基本に戻って便を見る研究をする必要があるのでしょうか。