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絶対貧困 という本を手にして

この日は静岡の当直。電車に乗りがてら、車内で読むようにエキナカの本屋で1冊調達。石井光太さんが1日1ドル以下で暮らす世界中の本当に貧しい人の中に入り、本当の生活、食事、中の仲間関係、アフリカとアジアで違うスラム社会、トイレ事情に性生活、ストリートチルドレンの実情をルポした作品。臓器売買の実情にも触れられている。本当に生々しい実情が書かれているが、人間の逞しさもそこにみえる。貧しいから生物学的にも健康でない子は淘汰されていく。世界にはこんなにも格差があり、でも同じ人間である。我々今の日本人はたまたまこの国のこの年代に生まれたから、食べ物にさほど困ることなく生きている。寄付なんかしたって、という意見について作者は「でも現実にそこでお金をあげることでその子は1日食べることができたり、その家族を養っているのです。それだけのことをどうして難しく考えるのか」と言っています。考えられる作品であります。