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日本内科学会総会 in TOKYO

日本内科学会総会が2014.4.11-13と東京国際フォーラムで行われました。内科学会総会はテーマが大きすぎるため、ポスターなどの発表は各種の専門学会(血液なら血液学会)に出されることが多いのですが、当院のように総合病院で様々な疾患をみることの多い教育病院では、むしろその教育という面や診断という側面を中心に発表する良い機会と捉えて、若手の先生に発表してもらっています。今回は骨髄腫の診断までの時間と予後について上田先生にまとめてもらい、照井先生には当院の骨髄検査からみる総合内科のかかわりをどのように研修医に教育していけるかまとめてもらい、それぞれ発表してもらいました。<次へ>

(右)照井先生と
(右)照井先生と

私は内科学会の教育講演が20分という短い時間でトピックがまとまっているため、好きでよく参加します(20分というのは現代人が集中してきける時間の長さだとか)。上の立場になってくると、どうしても古い知識を(特に他領域)アップデートする場が限られてくるからです。

また、今回はシンポジウムのテーマもおもしろかったです。研究者として第一人者でやってこられた先生方のお話しも良かったし(会長の東北大学 伊藤貞嘉先生のレニン、アルドステロン研究の話も)、またなんといってもあの日野原先生(なんと102歳!)が理想とする医師像の話をお元気に檀上でされて感激しました。「医はアートなんて」たやすく言われるけれども、まだ活動されている日野原先生が仰れば納得!良き臨床医は、その技術が目の前の患者に提供するのに適するか判断するプロフェッショナルだ、とそこがアートだと話されていました。また、聖路加国際病院院長の福井次矢先生にはQI(quolity indicator)による質の向上の具体的な実例データをお示しいただき、個人のレベルを上げるということが病院全体の治療レベルを上げることにつながる手法になると紹介していただきました。また、医師に求められるリベラルアーツ(一般教養)の必要性もお話しされていました。ちょうど池上彰氏が東工大においてどのようにリベラルアーツを教えるようにしているか書いてある本を読んでおり、自分の若いころも一般教養はちょっと軽視されていたな、と思い出したのでした。