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黄熱(Yellow fever)について

FIFAワールドカップ開催まであと二か月となりましたね。2014年のFIFAワールドカップは6月12日から7月13日にかけてブラジルで開催される予定で、日本は5大会連続5度目の本大会出場が決定しています。
ワールドカップ観戦でブラジルに渡航する方もいらっしゃるでしょうが、「黄熱」の予防接種をすることが推奨されているので、予定が決まったら早めに予約して接種を受けましょう。黄熱の予防接種は全国25箇所の接種機関で実施していますが、大会直前など渡航のピーク時期は予約出来ないこともあるようです
(年間接種者数が少ないことや国際的な証明書を交付する観点から、指定された検疫所のみで受けられます)。
楽しい思い出が出来るよう、各自で対策をしてお出かけになって下さい。

黄熱とは

サル、ヒトおよび蚊を宿主としています。アフリカ諸国と中南米で流行しており、黄熱ウイルスに感染している蚊に刺されることで感染し、旅行者が罹患することもあります。日常生活におけるヒトからヒトへの直接感染はありません。

症状

突然の発熱、寒気、頭痛、筋肉痛、吐き気などの症状がでます。重症患者には黄疸がみられ、その場合死亡率は高まります。

対策

治療有効な予防接種があり、流行地に行く場合にはワクチンを接種すべきです。

予防

① 可能な限り網戸がしっかりと取り付けられている、またはエアコンが取り付けられているホテルなどに宿泊する。
② 長袖、長ズボンを着用し、肌の露出を控える。
③ 屋外に出る場合は虫除け剤を使用する。日焼け止めを使用する場合は一般に先に日焼け止めを塗布し、その後虫除け剤を使用するようにする。
④ 虫除け剤を使用出来ない乳幼児などを連れている場合は、ベビーカーなどをすっぽり覆うことの出来る蚊帳などを使用する。

ブラジルでは開催される6月は冬にあたりますが、北部にある開催都市のひとつベレンは熱帯地域であり、年間の平均気温が25℃~35℃と高く、蒸し暑い気候です。サンパウロから南の地域は亜熱帯地域で、中部の内陸部(開催都市であるブラジリアやパンタナール)は6月から乾季に入るなど地域によって気候が異なります。日本では常在していない疾患や発生が稀な疾患が発生しており、渡航先の地域やご自身の活動内容を考え、黄熱以外の予防接種も受けましょう。そして予防接種を受けたからと安心せずに蚊に刺されないよう予防策をしっかり取ることも必要です。

江里's アドバイス

黄熱病というとアフリカというイメージを思うかたも多いことでしょう。私もそうでした。南米は遠方ですから無理な渡航をしないように、またワクチンもどこでも出来るわけではありませんので、早めに予約をして、接種をしてから出かけて下さい。

関連情報サイト

○国立感染症研究所 感染症情報センター
   http://www.nih.go.jp/niid/ja/from-idsc.html
○神奈川県衛生研究所
   http://www.eiken.pref.kanagawa.jp/
○厚生労働省
   http://www.mhlw.go.jp/

○厚生労働省検疫所
   http://www.forth.go.jp/