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Dr.Moreauの講演会 in 横浜

今週末に日本骨髄腫学会が行われるにあたり、世界の骨髄腫の重鎮たちが来日します。それにあわせて横浜では5/14のDr.Palumboに続き5/16はDr Moreauの講演会が横浜で行われました。論文を270本も書いているというかたでありフランスの骨髄腫診療のトップ、いやいや世界的なオピニオンリーダーの一人です。またベルケイドの皮下注射を提唱されたかたでもあります。すでにもうどこの施設でもベルケイドは皮下注射でやりますが、以前は静脈注射で神経障害の合併症が多かったのですが、皮下注射になって末梢神経障害が本当に減りました。講演は最近の骨髄腫治療のオーバービューでした。ヨーロッパでは初回治療は3剤で導入ですが、欧州の骨髄腫組織が認めている初期治療は移植対象の人はVTD,VCDだそうで、また生存期間を延長するとされるメインテナンス療法は認められておらず臨床試験としてのみ行われているようです。2-3年前までは自家移植は骨髄腫にもういらなくなるのではないかといわれたこともありましたが、やはり治療成績をあげるのには、3剤で導入治療後、自家移植をしてその後強化療法をいれて維持療法をするのが最適の治療かと。微小な残存病変を持ちいた予後評価のデータも示しておられ、それを用いて残存病変がある人に維持療法をしていくなどということが研究に組み込まれていくかもしれないということでした。