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69回目の終戦記念日

今年8月15日、69回目の終戦記念日を迎えました。来年で戦後70年という節目にあたります。戦争の語り部となっている方々も、もう90歳を超えているようなかたが多く、60年目と言っていた時よりもまたさらに時が経ったのだな、と感じました。先日も80代後半の患者さんが、いつもは診察中にも大笑いばかりされているのに、戦争の話となり「戦艦赤城」に乗っていて自分だけ助かった、友が亡くなってしまったと言って急に涙を流されたのを思い出しました。いつもこの頃になると戦争に関する映画や番組が放映されますが、私は見るのが辛いというか、悲惨で悲しくなり見ないでいることが多かったのですが、今年語り部の方が、日本国内で起きた被害者としての兵士を語っているだけではなく、大陸で行ってきたこと、本来であれば口を閉ざしたいような加害者としての兵士の行いを語っているのをみて、本当の語り部としての姿をみました。

周辺国と戦争の見解で上手くいかないのは、本当にあったことを日本も隠しているからではないでしょうか。戦後の次をすすめていくためには、被害者としての記憶だけではなく、加害者としての記憶も共に正直に継承していくことが必要である、という報道に私も賛成です。そこで紹介されていたのは、ヒットラーたちが行っていたホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)に対して、アウシュビッツ収容所が解放された国際記念デーの1月27日にドイツで開催される、”それを2度と起こさない”と誓う式典でした。