湘南鎌倉総合病院
  • 湘南鎌倉総合病院ホーム
  • 湘南鎌倉総合病院アクセス
  • 湘南鎌倉総合病院お問い合わせ
  • 湘南鎌倉総合病院プライバシーポリシー

 

医療安全講習会advanced course in Nagoya

日本病院会主催の「医療安全管理者養成講座 advanced course」に参加しました。すべての病院は安全管理者を置かなくてはならなくなっており、今後ますますその働きが重要視されます。今日はすでに経験のある実務者達が、出てきたインシデントレポート(ヒヤリハットとも呼ばれていた)をどのように処理し解決にあたるかを学ぶ勉強会でした。
来年度10月から施行されることになっている医療法改正によれば、診療行為に関連した死亡事例(行った医療又は管理に起因して患者が死亡した事例であり、行った医療又は管理に起因すると疑われるものを含み、当該事案の発生を予期しなかったものに限る。)が発生した場合、まず医療機関は院内に事故調査委員会を設置することになります。また院内調査の実施状況や、結果に納得が得られなかった場合など、遺族又は医療機関から調査の申請があったものについて、第三者機関が調査を行うこととなります。どのように院内調査委員会を立ち上げ、どのように記録に残し報告するか、などのガイドラインは年度末くらいに厚労省から出てくるそうですが、その調整の中心に立つのが医療安全管理者なのです。<続く>

重要なレポートというのはどういうものなのか?そのトリアージは実は現場の人はとても困っています。大きく取り上げるべきなのか、合併症として処理するだけで良いことなのか?それをこの会で学びました。グループで話し合いなどをすると、職種によってもどれに重きを置くかが変わります。でも正しい答えはないのです。だから多職種で話し合いをしたほうが良いですよ、というのがひとつのメッセージでした。起きた事例の重さだけではなく、それが今後も予防出来なくて起きていたらどんなことになっていたか、頻回に起きていることなのかも判断材料に加えてトリアージを行うのがよく、また盗難や紛失など犯罪性が疑われるときも迅速な対応が必要となります。マニュアルをまったく無視、また何度も起こしている人というのも要注意です。こうした一つのキーを教えてもらい、また各病院の人達と話をして、現状の意見を交換するのは為になりました。QIなど病院の品質管理の先端をいく聖路加国際病院は、毎朝医療安全+院長ら幹部でmeetingがあり、決断や意思決定が非常に早くなったと言っていました。また、今後名古屋大学と世界の品質管理といわれるTOYOTAとで、病院の品質管理に関する講座?が出来るとのこと。企業の品質管理(例えば飛行機、鉄道、建設、車など)は医療界よりも進んでいると言われており、このタイアップによりどんなものが出来るか、期待したいと思います。