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ブログ

後期研修医に何を教えることができるか

今年は初期研修医の代わりに、後期研修医が2-3か月ごとにローテーションしてくれています。ある意味、初期研修医とは違う教育の、試行錯誤中であります。7-8月はチーフレジデントを終えたばかりの角谷先生がまわってくれました。
医師のスタイルは5年目までにほぼ出来る、と私は考えています。ある程度実力もつき、下の研修医を教育した経験もある中で、どんなことを当科で学べるのか、当科として何を提供できるのか考えています。研修前と終了後にはインタビューをするようにしています。
私はどんなに年をとってもベットサイドを大切にする、という姿勢を基本にしています。そこから得られる情報というのは、計り知れないものがあります。以前書いたのですが、イギリスのドラマ"SHEROCH シャーロック”をみたときに、「これって私たちが回診でしているのと目線が同じ」と思ったものです。勘の良い刑事も現場を大切にするといいます。上級医になるとベットサイドに行くことが減りますが、一貫して現場主義を貫く姿勢や気づきの技術を臨床医の基本として教えるべき、みせるべきだと意見をもらいました。なるほどね。大学には研究などで勝てなくても、そういう臨床医として続ける姿勢を教えていくことも、ある程度医師の経験を重ねた人たちにみせていく価値があるのだな、と考えさせられました。そのためには症例を大切にし、振り返り、反省し、研鑽をふまなくてはならないのだとも思います。このようなレベルの議論ができるというのが、学年が上の医師がローテーションする今年の我々の収穫かもしれません。